今日の講義は志垣澄幸さん『日向通信』51号より志垣さんは結社に入らず、50年〜60年ぐらい一人で『日向通信』という個人誌を出している。85歳宮崎の人。 もつれるやうにあまたの脚がうごめきて女子マラソンの一団がくる*TVでの場面、望遠レンズ特有の感覚
地面に落ちている花を見つけて、あら、ヒメシャラが咲いているんだわ、と分る花。木に咲く花、どれも美しいけれどヒメシャラは控えめでしみじみ美しい。木肌が赤みがかって葉もうすみどり、年数がたってもあまり大きくならないので、家に植える花木として好ま
おお、大入り満員、17名34首。しかしながら欠席2名で、とっとと進み時間内に終わる。題詠 水 幼子の目にもりあがりこぼれたる水滴ひとつこよなく清ら*幼子は清らかなものひねりがない。*上の句は丁寧な描写でよいが「こよなく清ら」駄目押しの感
ある日蟻は ある日蟻は巣の蓋をあけ触覚にふるふるさぐる春のしめりを 朝の雲 わが終盤を飾るべく元号定むる五月ちかづく ながくながく洗ひて来しとおもふときこの飯碗もせつなかりけり 「転ばぬやう気を付けませうね」このごろの会話