兼題 ・ 初夢 初夢や靴下履けばもう忘れ 起きて身支度をしたら、はて?何の夢だったかしらとはかない初夢のお話し。 兼題 ・ 寒椿 寒椿鳥たちしあと紅(こう)こぼす 鵯がバタバタと飛び去ってゆくとこらえきれずに花弁が散り
いつよりかここにありたる一袋この虎豆の進退いづれ ちくちくと指ちくあ、いた!縫ひあげて虎豆入りのお手玉むつつ古い豆が戸棚にあって、どうしましょ…。煮ても硬くておいしくないに違いない。おお、小豆の代わりに入れてみたらどうかしら?布を買っ
近くにコミュニティ図書館があるので始終本を借りに行く。スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介ようこそ、わが家へ 池井戸潤あの家に暮らす四人の女 三浦しをん「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、孫のめぐらす
内緒の話しながら、来月の提出歌がだいたい出来ている。カルチャー教室、そして歌会用の提出歌も…珍しいことに。しかしながら、早書き、若書きはろくなことはありません。(もっとしっかり考えよう!)ながら、時間に余裕がある!『短歌』一月号で「短歌にお
今日の鑑賞は阪本まさ子歌集『積乱雲』より阪本さんは36歳の時フランスへ行く、会社勤め?働いて9年後帰国。始めは詩をそして短歌へ。「音」「原型」「短歌人」2010年在家出家する。歌は単純明快で面白いところがある。 土の中はどんなにほひがするだらう
うら若き手足 よくとほるキャッチャーのこゑするすると野手が後退して秋の空 マウンドを二度三度蹴りおもむろに繰り出す反身(そりみ)のアンダーハンド グランドの視線あまねく 飛球追ふレフトのポニーテールが揺れる 去年(こぞ)の