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日記一覧
- 東京歌会 きつ〜い批評
- 2017年12月19日20:26
このところ片付けに精を出しているので、うっかりと歌会詠草を、片付けてしまったらしい、でも大丈夫、しっかり覚えていますから。１２月は題詠です。いろんなお菓子の名前が出ました。わたしの栗羊羹は３首もあってそれぞれに。題詠 ・ 菓子（菓子の名前も
- 『ピアニストだって冒険する』中村紘子著
- 2017年12月15日21:00
中村紘子さんは惜しくも２０１６年の夏に亡くなられてしまった。大宅壮一ノンフィクション賞の『チャイコフスキーコンクール』の後３作目が『ピアニストだって冒険する』である。横浜の音楽堂へピアノを聞きに行った。私も若かったけれど彼女も若く、華麗な指
- 小池教室
- 2017年12月12日09:40
１２月です。多少余裕のあるうちに書いておきたいと思います。北沢郁子歌集『満月』北沢さんは現在９４歳現役歌人最高齢でしょうか。（すごいことです）「藍」所属で地味な方です。岡井隆さんも「この人は上手な人ですがあまり人前に出てこない」といわれてい
- 青の会
- 2017年12月09日22:04
本日（１２月３日）の青の会は３２首３人欠席１３人で開かれました。この後忘年会ですから早めにいたしましょう…など。題詠 ・ 酔 麻酔薬にこつとりと落つ胃検診名を呼ばれつつ醒めてさみしき＊胃検診 は必要か？（そう言われればなくてもいいかも）
- 短歌人 12月号 掲載歌
- 2017年12月06日10:20
女神輿 今どきのロングヘアーも結ばれて神輿かつげる紅き口唇 神輿よりこぼれし子供をひろひなだめ水飲ましやるけふの町役 拍子木を打つ子金輪を鳴らす子の神呼ぶならむ大事な役目 秋の日の吾妻郡嬬恋高原へわれとわが友は妻
- 静岡歌会
- 2017年11月30日09:56
めったに外の歌会へ行くことはないのですが、熱海起雲閣での歌会という魅力的な設定に、「行きましょう」という方がいて出かけました。電車に乗るのが好きで、海が見えれば言うことなしです。根府川駅あたりから圧倒的な海が見える。お天気もいいし…。熱海起
- 東京歌会
- 2017年11月23日10:52
今月の東京歌会は江東区の芭蕉記念館で開かれた。昼ご飯のおにぎりをどこで食べようか、と思案しているうちに記念館に着いてしまった。裏門を抜けて２００メートル展望庭園とあり、堤防を上がると、「おお！」隅田川一望。川岸で隅田川を見るのは初めて、大き
- 小池教室
- 2017年11月18日14:12
葛原妙子の歌。明治40年生まれ７８歳で亡くなる。晩成の人５０歳の時『原牛』で一躍有名になる。第５歌集『原牛』より 犬の毛皮つけたる農夫ありありと夜の教会の椅子にねむりぬ中世ヨーロッパはよく分からない時代、そんな暗黒を表している。葛原妙子はす
- 子持ち鮎の甘露煮
- 2017年11月12日20:14
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昨日の朝魚屋さんに行くと子持鮎が…おお、格安で…では…。６尾ほどを、素焼きにして圧力鍋で煮る。竹の皮をひいて焦がさぬように、でもやっぱりおなかは破れる。売っているのはもっと艶があるけれど、あれは調味料の入れすぎ。あまり味をしつこくしないのが
- 青の会
- 2017年11月08日11:40
素晴らしく良い天気の日曜日、青の会へ。詠草３２首、欠席１名。題詠 ・ 凍る 風吹けば日本大通り大銀杏どつとふりゐむ夜さり凍みいる＊日本大通りの固有名詞が面白い。＊自分は布団の中にいて、今頃はと思っている状態はおもしろい。 イチョウの葉が散
- 短歌人 11月号 掲載歌
- 2017年10月31日14:32
丹沢あんぱん へとへとの夏の午後には極上の丹沢あんぱん袋より出す 雨降りのコインランドリーの殷賑に朝より老人夫婦きてゐる 雨降れば雨は困るといふ口は夏の暑さを嘆きし口なり 雨三日トマトやぶれてゐたりけりわが菜園の夏の女王は
- 胃検診 大きいバッタ 小さいバッタ
- 2017年10月25日21:16
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腸の検査は苦しくて嫌なので勝手に5年おきと定義して、胃の検査は一年半に一度くらいと決めている。昔、集団検診の時バリウムを飲むと後が苦しくて往生したので、個人的に胃カメラにしていたが、どうも口をふさがれるのが嫌だし、そして苦しい。鼻からカメラ
- 東京歌会
- 2017年10月23日18:22
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朝、TVが関東地方暴風雨と言っていたが、いたって静かな朝でした。？？コントラクトブリッジでしたが皆さん出足が鈍く4テーブルと少なく。しばらくすると抜けるような青空になりました。先週の日曜日は東京歌会でした。４９首でいそがしく進行しました。
- 茗荷と栗ご飯
- 2017年10月18日10:23
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今日は久しぶりの青空です。秋の定番、栗ご飯です。たっぷり入れて目にもおいしく「いただきます！」茗荷が沢山取れました。ご近所に差し上げて、茗荷の甘酢漬け、ニンニク醤油漬けを作りました。なんと安上がりな楽しみ、でありま〜す。
- 小池教室
- 2017年10月15日11:42
講義は永田和宏歌集『日和』２００９年刊行小池さんと永田さんは同年生まれ、昭和２２年、共に物理を学び、歌人といわれ更に２０１０年に妻を癌で失うという共通項を持つ。小池さんは唯一呼び捨ての仲と。この歌集は１１番目のもの。永田さんは物理から化学へ
- 勺 禰子歌集『月に射されたままのからだで』
- 2017年10月09日07:03
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勺 禰子歌集『月に射されたままのからだで』 考えの赴くままに、まっすぐに突き進んでゆく。前後とかつながりとか後ろを振り返ることなく、若く鋭敏な感性で前に進む作者の歌集である。 赴くままに、の結果多様な方向に歌が詠まれる。栞で藤原龍一郎さん
- 青の会
- 2017年10月06日10:21
今月の青の会は若い方が来られて、そして歌もで、楽しく！題詠 飛ぶ 跳ぶ など 跳ぶといふ意識ばかりにつま先が床を離れぬわがラジオ体操先行tamaya氏が体力ない歌が出たというその一つであります。跳べば跳べるんですよ！でも面倒がってこんな具合に
- 栗の渋皮煮を
- 2017年10月03日10:58
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なかなか良い栗に出会うことなく、やっと大ぶりの栗を見つけました。デパ地下には立派な栗がありますが、さすがにそれには手が出ません。横浜の地下に八百屋の専門店があって、えいやっとばかりに購入しました。せっかく手間暇かけて作るのですから吟味して。
- 短歌人 10月号 掲載歌
- 2017年10月01日20:12
直飲み伊右衛門 腎臓の数値かげらふ盛大に飲みて出すべし鳥山医師いふ 伊右衛門の綾鷹のアルプス天然水直飲みの茶碗のシャンパングラス 鳥山医師(せんせい)を驚かすほどのこともなく月に一度の逢瀬をはりぬ 前頭葉に悪いかんが
- 初秋の ��
- 2017年09月23日09:47
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浅間山はいつ見てもすっきりした山、きょうは煙もおだやかに。残暑の関東からなので寒いかしらと思ったがコットンのシャツに薄手のカーデガンで充分。軽井沢から車で一時間ぐらい奥、嬬恋のもっと奥へ…。乳白色の濁り湯、すこぶるいい湯、もっとも温泉だけが
- 秋の話題
- 2017年09月16日16:10
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昨日は蒸し暑くて往生しましたが、今日は一転羽織るものが欲しいような気温です。先日映画を見に行きました。「三度目の殺人」評判は高いのですが、どうもわたくしめにはしっくりこないなあ〜と見ていると、ぬぬ、どこかで見たような店が。駅の近くのパン屋さ
- 東京歌会 ○○さんを泣かせてしまった。
- 2017年09月13日11:23
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東京歌会は出詠草すなわち出席者が増えて５９首、欠席２名の賑わいです。１首にかける時間が少なくなりますね。若い方が増えて感覚的な歌、クラシックな歌、さまざまに。 今どきのロングヘアーの女は要らず神輿かつげる紅き口唇 とうこ丁度小池さんに批
- 青の会
- 2017年09月08日09:14
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JR戸塚の駅は柏尾川の上にホームがあって、いつかホームにセキレイが歩いていたことがありました。この日は川に中型の鷺が二羽じっと水の中をうかがっていました。出席１５名詠草のみが２名で１７首を。題詠 ・ 楽（字を入れる） 寝ねぎはにこころを飛ば
- 短歌人 9月号 掲載歌
- 2017年08月30日10:35
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白き莢 小松菜は種を結びてこぼれ初む月夜に白き莢を鳴らして 乳房のごときあぢさゐ七、八本なだるるところ雨弾きをり おほいにわらひ少し泣きたり古妻に紅い薔薇二本贈りくれしよ 初夏の身体(からだ)沈めてひとかきせりプールの底のライ
- 小池教室
- 2017年08月26日15:31
今回の講義は小池さんの歌。短歌往来6月号に掲載されたもの。「即興小品集」よりいつも歌はばらばらで題に困る。短歌とは一首づつで充分である。（ちょっと古風な題名ですね） 横浜の外人墓地をくだりゆき花咲く木々を嘆きしむかし外人墓地は趣きあるとこ
- 夏祭り
- 2017年08月22日09:47
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御神輿を担ぎしことなし目のまへを女神輿がこゑあらあらと 白粉に手児奈装束の少女なりじやらんと鳴らす金輪重たし以前はなかなか賑わっていた商店街が何本かある。ご多分に漏れずいまは閑散としているが。夏祭りは名残でしょうか結構盛んに神輿や山車が
- pcエレジー
- 2017年08月19日21:41
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パソコントラブルで泣く…。cドライブがパンクしてしまい、jcomに出張修理を頼む。すると、彼のいうことには、Windows８から10にバージョンアップすると、無理がかかりトラブル多々ありと。結局初期化してすべてを入れなおすことになった。ああ…。最低限のも
- 『窓は閉めたままで』紺野裕子歌集
- 2017年08月13日10:20
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紺野裕子歌集『窓は閉めたままで』 窓というのは、外光を内に取り込む、空気の流通を計るべく「窓を開ける」のであるが、この歌集においては「閉めたまま」と拒んでいる。不自然不条理をなさねばならないところに大きな心の傷みが思われる。 私の両親は
