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日記一覧

●区切り/■4月に
2006年03月31日23:41

■4月に ●1年に3回、区切りがある。正月と立春と4月。  日本の文化に溶け込んだこの三つの区切りは、それぞれ  そのたびに、心に新たな思いを抱かせてくれる。  私は、三つの区切りがあることをうれしく思う。  あす、4月1日は「年度はじめ」

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■蜘蛛の糸 ●ロシアの詩人、エセーニンの詩にこんなのがある。   さようなら 友よ さようなら   わが友、君はわが胸にある   別離のさだめ――それがあるからには   行き遭う日とてまたあろうではないか   お別れだ! 手をさし出さず ひ

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●朧霞抄 (14)/■パチンコ
2006年03月30日16:19

■何を失ったのか ●最後にパチンコをしたのは、いつだろうか。  もう20年くらい前のことだろうか。  あれは、正月のことだったと思う。  家族そろって長田神社にお参りした。そのとき、板宿の商店街を  通り、パチンコ屋のチーン・ジャラ・ジャラ

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●朧霞抄 (13)/■母子
2006年03月30日04:40

■近頃、見かけない ●あれは、いつ頃までだったのだろう。  ちょっと仕事で遅くなって、電車に乗ると客はまばらで、疲れた  体に、吊革の揺れるのが侘しく目に留まる。  向かい合った前の座席に、母親と小学前の子供が並んで座っている。  母親は、

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●朧霞抄 (12)/■出会う
2006年03月29日23:59

■つながり ●仕事がひけて、三宮に出かけた。きょう、ミクシイの「アメリカ橋  順三」さんが東京からやってきて、三宮で会うことにしていたからだ。  初対面だが、すぐわかった。私より三つ年上だそうだが、若々しい。  「インターネットラジオ」もや

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■日を失う ●学生時代だったか、勤めだしてからだったか、  また、どんな事件だったか、なぜそうなったのか、  それもわからない。  ただ、「日を失う」という感覚だけは残っている。    夢のように、私はうとうとしていた。  病気といえば、病

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■幸・不幸について ●歳をとるということは、ある面では幼児にもどるようなところもある。  が、反面、若いころには気恥ずかしくてできないようなことが、  臆面もなくできるような、厚顔さも備わってくる。  これは、老人の嫌われるところでもある。

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●朧霞抄 ( 8)/■深謀遠慮
2006年03月25日21:46

■与(くみ)しやすし ●妻が言うには、私は「ちょろい」らしい。  何がちょろいか、それは騙(だま)すことに於いて。  「あんたなんか、騙すのは簡単!」  「まぁ、甘いンだなぁ。手の内が見え見えだし」  「すぐ顔に出るは、ウソつけばバレる」 

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●朧霞抄 ( 7)/■内向き
2006年03月25日00:38

■視線 ●ある風景でも、なにかの拍子に、普段とちがった角度から見る  ことがあり、そのとき、風景はいつもとは違った意味、異形の  何かに見えることがある。  同じ風景、同じ場所だと信じているので、通常は角度を変えても  「同じ風景」「同じ場

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●朧霞抄 ( 6)/■補導
2006年03月23日18:25

■「語りかけない時代」 ●きのう、帰りがけのこと。  服を着替え終わって、部屋を出ようとすると、  この横にある防災センターから、声高に話している人の声がする。  鍵を閉めた管理事務所のドアを、ドンドンと誰かがたたいている。  あぁ、早く帰

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●朧霞抄 ( 5)/■針小棒大
2006年03月22日23:59

■私的メモ ●ある本を読んでいて、どうしても気になることがある。  それは外国の著名な言語学者の著作を訳した本で、その  「あとがき」に書かれた訳者の「日本文」である。  個別の関心事に関することであり、時間のあるときに、また、  機会を見

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■寛(くつろ)ぐ ●「きまま」も「くつろぐ」も、どちらも漢字で書くと  しゃちこばって、意をあらわさない。かと言って、平仮名で  書くと、前を肌蹴たようでダラシナクなる。    まぁ、そんなことはどうでもいいことで、妻がまだ帰ってこない。 

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■花見を待つ ●WBC、日本が勝つ。すこし嬉しい。  オリンピックもそうだったが、少しずつ熱狂から遠くなっていく。  覚めている、というより、私が後ろに退き、そのため  遠景のように、すべてが遥かになっていく。  そのときは、あれほど、  

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■たとえば職場で ●良寛ならば、どうするか。そんなことを考えていた。  もし、「良寛さん」が私のいまの職場で働いていて、  この状況であれば、さて「良寛さん」どうするかナー。  だいたいの予想はつく。彼は、ひとを正したりしないだろうと。  

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■佐高信「田原総一朗よ 驕るなかれ」   日曜日、「サンデー・プロジェクト」を観なくなった。   伸介が司会を辞めたとき、それまでも田原総一朗の   独断専行が鼻についてきていたので、ちょうどいい潮時と思い、   見るのをやめた。    土

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●最近の日記「目次」
2006年03月19日23:15

 ●最近の日記「目次」  −2007年−  12月25日20:10 ●うみうし独語(218)/■訂正!  12月24日00:28 ●うみうし独語(217)/■年の瀬  12月10日01:40 ●うみうし独語(216)/■風の果て、「鍵」、気合  11月18日23:06 ●

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■愛は惜しみなく ●私にとって、「愛は惜しみなく与えるもの」でなく、  「惜しみなく奪うもの」であった。  「好きだ」ということは「愛する」ということではない。  私は、好きだからこそ求めずにはいられなかった。  「理解」を激しく求め、「愛

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■個性 ●いろいろあって、もう思い出すこともできない。  我が家に起きて、よそでは起きないこともあるにはあった。  が、それとて、苦労と言えば苦労、災厄と言えば災厄ではあるが、  それはどこにでもあること。  私だけに起きることではない。 

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■電話の向こうで ●明舞団地に住んでいたころ、母から電話がかかってきたことが  あった。狭い玄関の下駄箱の上の電話がなった。夜だったと思う。  なんの用か、と思った。母は特別な用件を話すでもなく、少し  父のことを愚痴った。  「別に用じゃ

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■G討のこと ●西宮の、甲子園口三丁目と荒木町に住んでいたころは、私は  「G討」(グループ討論)という、仲間の活動にどっぷり浸かっていた。  「反執行部」という労組活動の集まりみたいなものだった。  当時の執行部は、社会党系と共産党系と企

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■愛情問題 ●我が家で夫婦喧嘩は、だいたいが「愛情問題」だった。  カネはなかったし困ることもあったが、これでケンカすることは  ありがたいことに、あまりなかった。  我が家の「愛情問題」とは、浮気や不倫のことでなく、もっと  基本的なこと

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■感謝と叱責 ●昨夜も叱責が飛んだ。  「あんた、なんべん言うたらわかるの。   あしたは、休みか。   何時やと思とンねん。   あんたが、寝えへんのやったら、   わたしも起きとく」  真夜中というか、次の日の夜明けが近いというか  普

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■ひげ (急) ●生協に入って3年目、1971年に私の「ひげ」と「詩の会」と、  そして主任試験のボイコットがはじまった。  灘神戸の場合、中卒で入所10年目、高卒で7年目、大卒で  3年目になるときに、最初の昇進試験「主任試験」が行われた

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■ひげ (破) ●店長から二度目の注意を受け、私は店長に言った。  「ひげは生やすとなぜいけないのですか」  店長は、組合員が見て好ましい感じを抱かない、とか  食品衛生上、不潔(?)だというようなことを言った。  私は、まったくヒゲを生や

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■ひげ(序) ●1969年3月に「上甲子園支部」に配属になり、私は国鉄・  甲子園口駅の北側、二見町、天道町、中島町を中心に、黄色の  大きな自転車に乗り、毎日、雨の日も風の日も、約50軒の組合員の  家を御用聞きしてまわった。  車掌さん

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■ラブレター ●きのう、結婚したころの甲子園口の思い出を書いたり、また  足跡のあった「らーめんちゃんの歌」さんのページを訪れたり、  「タバスコ」さん要約の山田太一小説「君を見上げて」を読んだり  して、自分のことを思い出した。 ●「らー

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■切ない話 ●きのう出かけた松岡正剛さんの「千冊千夜」に、こんな一文を見た。    良寛はどんなときも、一番「せつないこと」だけを表現し、    語りあおうとした。    「せつない」とは古語では、人や物を大切に思うということ    なので

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■あるがまま ●「薔薇ノ木ニ   薔薇ノ花サク。   ナニゴトノ不思議ナケレド。」    (北原白秋「薔薇二曲」)  「不思議」という言葉は、もとは「不可思議」という言葉で、  「思議できない」つまり、わたしたち凡夫の知恵では仏の悟りの  

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■タバスコさんの「君を見上げて」を読む ・「あること」を文字で要約する。  要約したものを読んで「あること」を再現する。  要約しているのは「タバスコ」さん。  「あること」は、  山田太一作品の小説「君を見上げて」。 ・読んだことのないこ

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●mixi-narato's page (2006-03)
2006年03月06日03:25

◇◇◇mixi-narato's page◇◇◇          3月の花:「あせび」              写真提供:季節の花 300    ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★          what's new?      ●日記案内 :日記

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