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2006年03月20日00:38

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●朧霞抄 ( 1)/■驕るなかれ

■佐高信「田原総一朗よ 驕るなかれ」


   日曜日、「サンデー・プロジェクト」を観なくなった。
   伸介が司会を辞めたとき、それまでも田原総一朗の
   独断専行が鼻についてきていたので、ちょうどいい潮時と思い、
   見るのをやめた。

 
   土曜日、本屋の平台にあった「驕るなかれ」を買う。



 ●第一章「田原総一朗を斬る」
  
   害毒が多いと思ったのだろう。
   「おわりに」も書いているように、小泉の提灯持ち化現象に
   また、翼賛マスコミ現象に一筆啓上の必要性を感じたのだろう。


   「驕るなかれ」と叫ぶことは、両刃の剣。

   驕らずに抗することがむずかしい。
   ロシアの諺「利口なものは学びたがり、馬鹿は教えたがる」

   「たけしのTVタックル」も異曲同工としてあげられていた。




 ●第二章「田原の対極に位置する人びと」

   「対極」はちょっと大袈裟だナーと思う。
 
   辺見庸、緒方拳、澤地久枝、なかにし礼、杉浦日向子、
   山岡俊介、上原公子、梁石日、安田純平、吉永小百合、
   杉浦正士、高杉良、住友達也、中村哲、石坂啓

   なるほどナー、と思いつつ読む。人選はそうずれていない。
   まぁ、最近、この人たちに接触したからこの人選になったのか。
   ほかにも、いそうな気がするが・・・。


 ●第三章「政経外科」

   佐高の、いろんな人へ出した手紙や批判が載っている。
   ぼちぼちよむのに面白い。

   「正しいことを言うときは、すこしひかえめにするほうがいい」
   という、吉野弘の詩「祝婚歌」で始まる一文もある。


 ●第四章「タレント文化人筆刀両断」

   武田鉄矢、竹村健一、奥田碩、猪瀬直樹、浜四津敏子、
   石原慎太郎、久本雅美ら、沢木耕太郎、小池百合子


   これも、まあ妥当な人選か。まあ、「好き嫌い」としておけば。
   
   沢木耕太郎:「この人の欠点は、五十歳を過ぎてなお
   ナルシズムから逃れられずにいるとろこにある」

   なるほど。自戒すべし。



 ●あと「第五章」「第六章」がある。





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