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日記一覧

■雷鳴と雨の中、鳴く
2009年07月31日23:12

●7月31日(金)  晴れ きのう、帰りどこにも寄らなかった。 きのう、といっても三十一日のこと。 妙法寺駅に着いたのが夕方の六時二、三分前。 椿谷公園あたりに来ると、セミが鳴いているのが聞こえる。 クマゼミが朝と同じように大挙して鳴いている

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■日常
2009年07月30日23:29

●7月30日(木)  晴れ  ひさしぶり 近頃、朝ひとりでに目が覚める。 ひんやりとした空気の気配がして、 うっすらとした明るさが瞼に映る。 そのまま、また眠ることもあれば、 起き出すこともある。 今朝はしばらく、うつらうつらして セミが鳴き

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■謝辞
2009年07月29日23:41

●7月29日(木)  曇り、きわめて湿度高し 朝の天気予報では、午後から雨といっていたが降らない。 熱気、湿気、ともにやけに高く、街には風がない。 銀行に記帳に行く。 蒸す。 梅雨前線は依然、停滞したまま。 東北では日照時間少なく、朝晩は肌寒

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■しゃぶる
2009年07月28日22:54

●7月28日(火)  一日曇り空、ときどき小雨  蒸し暑い 昼休み、「本」をパラパラしながら、 腕組みして目をつぶっては、まだ『狂人日記』のことを ぼぉーっと考えている。 男の考えたことを、反芻してみる。   ――如何に生くべきか。    そ

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■セミ
2009年07月27日21:02

 ●7月27日(月)  曇り一時雨  夢を見ていて目が覚めた。  夜が白みはじめていたが、まだ早いので  また、うとうとした。  休みの間、よく寝たせいか、うとうとしても  もう眠れないようなので、起き出した。  六時前で、六時になると、  

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■『狂人日記』 (11) ●7月26日(日)  曇り  朝、六時ごろになるとセミが鳴きだした。  きょうも一斉にあちこちから鳴きだした。  ここしばらくの天気は、ほんとうに  セミに気の毒な気がする。  こんなに一生懸命、鳴いているのに  陽

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■『狂人日記』 (10) ●7月25日(土)  梅雨みたいな天気  きのうは「こみ」さんに会って、それから  大阪に出て、次男夫婦と食事をし、ホノカに会った。  きょうは博多の長男のところにも電話を入れたので、  この三連休の用事は全部済んで

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■『狂人日記』 (9) ●7月24日(土)  晴れ、 爽やかな朝  きょうも朝からセミが鳴き、暑い一日を予想させる。  風が吹き抜ける。涼しい。 白い雲が見える。  蒸し暑くても、ごろりと横になり、脚を放り投げて  風にあたっていると、夏はい

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■『狂人日記』 (8) ●7月23日(木)  晴れ、 梅雨明けはまだ?  今朝は、窓のすぐ近くから  これでもか、これでもか、とクマゼミが  鳴いているのが聞こえる。  こちらからも、あっちからも  窓にクマゼミの鳴き声が響く。  新開地では

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■『狂人日記』 (7) ●7月22日(水)  曇り、日蝕  帰り、湊川公園駅の地下道に入る手前で、私の前を  映画館がある反対側の坂になった舗道から、こちらの道路に向って  下りて来る、七十近い、私より四、五歳年寄りの婦人がいた。  ガードレ

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■『狂人日記』 (6) ●7月21日(火)  朝、土砂降り  昼から降ったりやんだり  5分か10分待てばやむこともこともある。  しかし、今朝の土砂降りはそんな雨ではなかった。  8時前ごろから、あたりは夕闇のように暗くなり  しばらくする

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■『狂人日記』 (5) ●7月20日(月)  曇り  曇り空に、うぐいすが鳴いている。  きょうも休みで、内心、ちょっとだけ仕事が懐かしくなっている。  あすは理事会である。夜7時半から始まる。5時にいったん仕事が終わり  それから2時間半

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■『狂人日記』 (4) ●7月19日(日) 続  曇り 夕刻に小雨か  さっきベランダに出てみたら、植込みの木々の葉が  暗がりの中で雨露に光っていた。  切れかかった蛍光灯が点滅するように  横尾山と高取山のあいだの南東の空に  なんの音

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■『狂人日記』 (3) ●7月19日(日)  まだ未明、風なく蒸す  妻が寝た。  私が風呂をしなかったため、シャワーをして  寝たらしい。  きょうは蒸す。しかも風がない。  夜でも暑い。  土曜日から日曜日にかけての夜。  風呂に湯がた

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■『狂人日記』 (2) ●7月18日(土)  晴れ 朝早くからセミ  朝早く、遠くでセミが鳴いているのが  聞こえてくる。  あれは山の近く、団地のはずれ  朝なので、あるかないかの  かすかな鳴き声が、遥か昔のような感じで  ずーっと遠く

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■『狂人日記』 (1) ●7月17日(金)  小雨が降ったりやんだり、少雨  水曜日の晩あたりから、私は週末気分でいるので、  気分は当然、寛いでいる。  一年半か二年近く前まで、毎日のように  職場からの帰りに立ち寄っていた喫茶店に、きょう

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■腐らない ●7月16日(木)  暑い、湿度が高い、夕方小雨  「ここらも梅雨明け宣言したのじゃなかったの・・?」と  妻に問うと、まだだと言う。  職場で誰かが、そう言っていたようだが、まだなのか  と思う。  湿度の高い、暑い日だった。 

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■「会得」という記憶 ●7月15日(水) 曇り、または晴れ 真夏日?  昼休み、喫茶店を出て交差点に向かう。  熱風のような風が、地面から吹き上げて来る。  湿度もあるにはあるが、信号が変わるのを待ちながら  風の中に、風の涼しさがあることに

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■「時間」を発見したサル ●7月14日(火) 晴れ、真夏日  クマゼミの予告通り、きょうこのあたりでも  梅雨明け宣言があったらしく、最高気温は32度で  真夏日の一日。  みんな、事務所に帰ってくるなり、  「もう、熔けそうやわ・・」と、 

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■あいさつ ●7月13日(月)  晴れ、暑い、白雲  おととい、きのう  ジィーッ、ジィージィージィーッ、ジィー  と鳴くのを聞いた。  中公園か、我が家の階段の、下の棟の植え込みの方か、  どこか遠くで、低くかすかに、ひそめたように鳴いた。

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■玉の露 ●7月12日(日)  日中晴れ、夜半風吹く  日中は、中公園の土地が写真のハレーションのように  白く照り返して見える。 山の木々の緑が黒く、  油を浴びたように光ったりする。  夕方から、多量の湿気をふくんだ風が吹きはじめ  夜半

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■他律 ●7月10日(金)  曇天、ときどき雨  目がさめたのは、6時40分。目覚まし時計をセットした  6時50分より10分早く、ひとりでに目が覚めた。  さてと、何から始めよう。  まず窓を開ける。居間と私の部屋と台所と。あとは開けない。

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■自律 ●7月9日(木)  曇り、湿っぽい風  どこかの旅館に泊っていた。同宿していたのは誰だろう。  夢見ている間はわかっていた。話もした。が、夢からさめそうになると、  「ああ、夢だなー、いま何時だろう?」と思った瞬間、意識がそっちにいき

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■ある「解説」 ●7月8日(水)  曇り、ときどき陽射し、また一時少雨  朝、ベージュの傘をもっていって置き傘にすることにした。  カバンには「本」を2冊入れた。  武田泰淳『目まいのする散歩』を読み終わったので  次の「本」をどれにするか、

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■置き傘 ●7月7日(火) 曇りときどき晴れ、夕方にちょっと雨  きのう帰り、雨が降りそうなので置き傘をもって帰ろうとした。  笠立てには何本もの置き傘がある。私の傘は、黒と茶とベージュの  3本を通勤に使っている。  たしか黒を置き傘にして

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■夢からの散歩 ●7月6日(月)  曇り、ときどき晴れ  けさ、自分の唇が動くような感じと  なにか声のようなもので目が覚めた。  自分の寝言であった。    妻の寝言はこれまで何回か聞いているし、  それで目が覚めたことはある。  でも、自

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■満腹感のある散歩 ●7月5日(日)  曇り  朝、冷や汁を食べた。  丼にご飯を、茶碗の6分目ほど入れてもらい  たっぷりと汁を注いだ。 茶碗でなく、丼にご飯を入れてもらったのは  汁をたっぷりかけてもこぼれないためである。  味噌がいつも

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■観念した男の散歩 ●7月4日(土)  曇り  どんぶり一杯のとろろ月見そばを  3回にわけて食べる。  スイカを食べる。  焼肉と野菜炒めを少し食べる。  食べるのは私の仕事である。  作ってくれるのは妻である。  きょうは一日、どんよりし

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■目まいのする散歩 ●7月3日(金)  曇りのち雨  置き傘は一本、職場にあるのだが  出勤時に降られては・・、と思い  きょうも傘をもって家を出る。  午後4時ごろから降り出す。    「今朝は明け方、寒かったわ。思わず掛けぶとん、掛け直し

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■イカ、トウモロコシ、そうめん、その他 ●7月2日(木)  曇り  また、眠っていた。  目がさめると、日付が変わっていた。  きょうも傘を持っていって、持って帰る  雨の降らない、曇ったり少し照ったりする一日だった。  帰ると、テーブルの上

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