半年以上開かれなかった対面歌会が4月ひらかれました。
出詠草32首
出席 28名
前半司会 生沼 後半 花鳥
時間的に余裕がありますと初めに司会者が言ったけれど、
いくらでも意見が出てくるので、だんだんつまり気味になってくる…。
雨の中「さくらを見よう」と欲深きは女友達こころのそろふ とうこ
*単語でぶつぶつ切れている。
*欲深きまで言うか。
*「は」は自分を除けている。
*欲深き女友達 続ける。
*「は」はなかなかの表現である。評価する。
勢いあり、前向き、面白い、作者は女性だが突き抜けたところがあって、
おおらか、力強い。
いつも辛口Tさん高評価!なり。
「は」はなければならない、その屈折がなければ歌はただの甘い歌になってしまうのです。
出詠草の中に
<水滴を伊勢に倣って白玉とする > という歌があった。
急いで調べると伊勢物語6段の歌
白玉か何ぞと人の問ひしときつゆと答へて消えなましものを
伊勢…だけでこれだけの情報が出てくるか?
スマホの助けがないとわたしなどだめです。スマホありの前提で読むか、なしか。
伊勢という歌人もいたし。
ねえ…。
ほとんどわからない歌もふたつばかり。わからなくても面白そうならよいのだが、
いたって興味のもてない歌であった。
藤原龍一郎さん、小池さん、若手編集人も居なくての歌会でした。
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