ラッセル・クロウ主演のアクション・スリラー『アオラレ』を見て来ました。
上映時間90分ちょっとの小品ですが、コロナ禍のストレスを吹き飛ばすには丁度いい映画です。
【物語】
ニューオリンズ。
美容師で主婦のレイチェル(カレン・ピストリアス)は、夫との離婚を控え、中学生の息子の子育てもこなし、日々の生活に追われていた。信号待ちで前方に停車中のトラックが、青信号になっても発進しないのでクラクションを鳴らしたが、トラックのドライバー(ラッセル・クロウ)が異常な執着を見せ、執拗に煽ってくる。
…伏線や小道具もあり、テーマも社会的な題材なので面白くなりそうなのに、あと一歩のところでB級の域を出ずに終わってしまいました。この点、似た題材を40年近く前に『激突!』でやっていたスピルバーグは凄かった。
ラッセル・クロウが巨体を揺らしながらゆっくり迫ってくるのが一番怖い。
煽り運転は絶対にやめるべきという教訓映画です。★★★。
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