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2021年05月07日17:07

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マシュー・マコノヒーVSジャッキー・チェン

本日封切りの新作映画を2本見て来ました。
2本立て興行なんてのはもうほぼ絶滅しましたが、この2本、そういう形態で上映してくれたら満足度が高そうです。

●『ジェントルメン』(英=米)

大麻栽培で財を成した組織のボス、ミッキー・ピアソン(マシュー・マコノヒー)は引退を考えていた。アメリカ人富豪に事業を売却する計画を進めるが、どこからか情報が洩れ、大麻農場が襲撃される。一方、ミッキーの右腕レイモンド(チャーリー・ハナム)のもとに、組織を恐喝するネタを持ったジャーナリストのフレッチャー(ヒュー・グラント)が現れて…。

ディズニーで撮った実写版『アラジン』が大ヒットした、ガイ・リッチー監督が原点回帰したクライム・アクションの快作です。さすがに『ロック、ストック…』『スナッチ』のようなキレには欠けるものの、キャラの濃い登場人物たちによる出し抜き合いは面白いです。

この監督には珍しく映画ネタもあり、メタな楽屋オチもありました。
映画そのものに言及する展開や、最近の映画には珍しいタイトル・クレジットもちゃんとあって、映画好きにはたまりません。★★★★。


●『プロジェクトV』(香港=中国)

ロンドンで、中国人実業家が誘拐される事件が起こる。トン(ジャッキー・チェン)率いる民間警備会社”ヴァンガード”が実業家を奪還するが、今度はアフリカにいた実業家の娘が狙われる。

『プロジェクトA』とは関係のない、ジャッキー・チェンの最新作。
といってもジャッキーの役柄は警備会社の経営者なので、彼自身のアクションは少なめ。会社の若手警備員たちが頑張ります。アクションも、体を張ったものよりはガン・アクションが中心です。

この手の中国・香港製アクション映画にありがちな、「敵は中近東のテロリスト」「ドバイが舞台」「高級車や高級ホテルがやたら出まくる」展開で終始します。中国のプロパガンダ映画らしいシーンも少なからず登場。ロンドンでもドバイでもなぜか中国の祭りを大規模に祝うシーンが出てきて、国策映画の片鱗が見え隠れします。

映画自体は、取り立てて言うことはありませんでした。★★★。
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