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2021年04月24日15:54

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cinema「ヒロシマへの誓い/サーロー節子とともに」(スーザン・ストリックラーンデ)

「ヒロシマへの誓い/サーロー節子とともに」(スーザン・ストリックラー)を見た。緊急事態宣言が明日から実施されるので、映画館が閉鎖される。それで十三まで急いで見に行き、ぎりぎりセーフ。見て寄り道をせず、まっすぐ帰った。映画の最初は私のなかに核兵器禁止条約を非現実的とする感覚がどこかあったのだろう(と途中で気がついた)、今ひとつ気持ちが乗らなかった。しかししばらくして、サーロー節子が被爆体験をベースにして、その上に明媚な論理性を持った行動と思想で不可能を可能としていく迫力に打たれた。国連で核兵器禁止条約が採択され、やがて50カ国を越えて発効するまでの圧倒的なサーロー節子の行動力に感動した。また被爆2世で、制作者かつインタビューアーの竹内道の母が生前に被爆者であることを明かさなかったのは、「娘を守るため」だと気づくところにも感動した。どこか私の母が生前に「靖国合祀」について一言も語らなかったのと通底しするように思った。この映画を見ることができて、よかったと思う。
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