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日記一覧
- book『どアホノミクスの断末魔』（浜矩子)
- 2018年07月27日15:59
続けて浜矩子著『どアホノミクスの断末魔』（角川新書）を読んだ。この本は昨年の夏に買っていたのだが、読めていなかった。『窒息死に向かう日本経済』を読んで、この本を読みたくなったのは、安倍の「働き方改革」の分析を中心にした本だったからだ。その要
- book『現代社会はどこに向かうのか／高原の見晴らしを切り開くこと』（見田宗介)
- 2018年07月16日06:36
見田宗介著『現代社会はどこに向かうのか／高原の見晴らしを切り開くこと』（岩波新書）を読んだ。経済成長が終わり、環境破壊や人間破壊が進み、曲がり角に立つ現代社会は今後どのような方向に向かえばいいのか。社会学者見田宗介（別名は真木悠介）が後の時
- book『人の砂漠』のうち「不敬列伝」（沢木耕太郎)
- 2018年07月07日11:26
沢木耕太郎著『人の砂漠』のうち「不敬列伝」（新潮社）を読んだ。震災の２日前、現天皇の生前退位が話題の会があり、その意見交流の中で、私は現天皇の成婚パレードに投石した少年のことを（その時私は高校１年生だった。）思い出した。また教員になって間も
- book『戦争社会学研究２／戦争映画の社会学』（戦争社会学研究会編)
- 2018年07月06日21:41
戦争社会学研究会編『戦争社会学研究２／戦争映画の社会学』（みずき書林）のうち「特集１� 慳邁弌戮寮鐐莠匆餝悄廚鯑匹鵑澄�この本は戦争社会学研究会の年報で一昨日送って来たので、全部は読めないが、『野火』について、大岡昇平の原作、市川崑版の映画
- book『戦争をよむ／７０冊の小説案内』（中川成美)
- 2018年07月05日03:14
中川成美著 『戦争をよむ／７０冊の小説案内』（岩波新書）を読んだ。「この抜き差しならない戦争と文学、国家と文学の紐帯を断つことに、文学が力を発揮してきたことにもまた、気づかなければならないだろう。本書には、私の恣意的な選択によって選んだ７０
- cinema「パンク侍、斬られて候」（石井岳龍）
- 2018年07月03日06:04
「パンク侍、斬られて候」（石井岳龍）を見た。震災後２度目に見た映画だ。何か気晴らしの映画はないかとネットで調べて、この映画を知った。監督はまったく知らなかったし、この傾向の映画が日本にもあったかと驚いた。内容はまっ荒唐無稽で、ネットのキャッ
- book『イスラーム主義』（末近浩太)
- 2018年07月01日06:22
末近浩太著 『イスラーム主義／もう一つの近代を構想する』（岩波新書）を読んだ。私は専門書を「おもしろかった」とはふだん書かないのだが、この本は久しぶりに引きこまれた実におもしろい本だった。「アラブの春」以来、長い封印から解き放たれた「政治と
