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日記一覧
- cinema「抱く（ハグ）」（海南友子)
- 2016年03月28日18:59
「抱く（ハグ）」（海南友子）を見た。３・１１福島原発事故直後に原発４キロ地点まで肉薄して、取材していた監督はその直後に妊娠していたことを知る。その時から出産までの不安と苦しみの姿を執拗に取り続ける。帝王切開での出産の場面、妊娠した自分の姿を
- book『ャルリとは誰か？／人種差別と没落する西欧』（エマニュエル・トッド）
- 2016年03月28日13:05
エマニュエル・トッド著『シャルリとは誰か？／人種差別と没落する西欧』（文春新書）を読んだ。２０１５年１月の「シャルリ・エブド」社襲撃のあと、フランス各地で「私はシャルリ」を掲げた大規模なデモが起こった。「表現の自由」を掲げたこのデモは､実は
- book『こぶたものがたり』（中澤晶子）
- 2016年03月25日08:05
中澤晶子・作（ささめやゆき・絵）『こぶたものがたり』（岩崎書店）を読んだ。チェルノブイリの少女ターニャと牧場のこぶたの「まるまる」、福島の少女なつことこぶたの「まるまる」、ふたりはこぶたをかわいがっていたが、原発事故で置き去りにしなければな
- cinema「ヘイトフル・エイト」（クエンティン・タランティーノ)
- 2016年03月20日17:35
「ヘイトフル・エイト」（クエンティン・タランティーノ）を見た。タランティーノの映画は（初期を除いて）ほとんど見ている。今回は西部劇であり、タランティーノはじめての本格的ミステリー（密室殺人）である。これまで以上の徹底的なバイオレンスの噴出と
- book『資本主義がわかる本棚』（水野和夫）
- 2016年03月20日17:14
水野和夫著『資本主義がわかる本棚』（日経プレミアシリーズ）を読んだ。経済学者水野和夫の「現在資本主義分析」に関する書評集だ。経済から見える政治・社会分析の鋭利さとともにその幅広い読書にいつも目を開かれる。「本をたくさん読むと、あること、たと
- cinema「家族はつらいよ」（山田洋次
- 2016年03月15日05:45
「家族はつらいよ」（山田洋次）を見た。うま〜い！たまたまテレビで同監督の「東京家族」（これは小津の「東京物語」のオマージュ。）を見ていたので、同じ出演者８人でそれを「喜劇」にしたこの映画を見に行った。その８人は橋爪功、吉行和子、中村雅彦、夏
- book『日本をダメにしたＢ層の研究』（適菜収）
- 2016年03月09日05:26
適菜収著『日本をダメにしたＢ層の研究』（講談社＋α文庫）を読んだ。内容は、Ｂ層とはなにか、現在の政治分析及び政治家批判、大衆論及びその批判といった内容で、先に読んだ同著者の『日本バカ図鑑』とほぼ同じ内容であった。維新の橋本徹批判などは徹底し
- ９cinema「ヤクザと憲法」（土方宏史）
- 2016年03月04日13:13
「ヤクザと憲法」（土方宏史）を見た。１９９１年の「暴力団対策法」以降警察権力の弾圧・マスコミの報道等により「ヤクザ＝人外」との社会認識が定着した。そんな中で「ヤクザと人権、憲法」といった問題提起でこの映画はある決断をもって展開する。指定暴力
