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2020年01月07日21:16

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book『憲法九条は世界遺産』(古賀誠)

図書館の予約待ちが3件だった本である。古賀誠著『憲法九条は世界遺産』(かもがわ出版)を読んだ。古賀誠と言えば、自民党の幹事長、日本遺族会会長を勤めた人だ。その保守の大物がどうして「憲法九条は世界遺産」と考えてきたのかに興味があった。古賀氏1940年8月生まれで79歳であり、私と4つ違いでだった。私とかなり近接した年齢であるのには驚いた。もっと上の歳かと思っていた。福岡県出身でお母さんは行商をし、苦労して彼を育てられたようだ。政治的立場は保守であり、安倍首相の実績を評価するという考えであることが語られているが、「憲法九条」だけは絶対堅持する、A級戦犯の分祀という立場である。このことは遺族(遺児)という生育史から出てくる絶対に譲れない考えであることが感じ取られた。お父さんはレイテで戦死されている。レイテにこれも保守の実力者の野中広務と訪ねた話が出てくる。講演記録に手を入れた薄い本であるので、図書館にあれば手に取られたらと思う。
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