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2019年09月02日10:38

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cinema「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」(クエンティン・タランティーノ)

クエンティン・タランティーノの新作「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」を見た。「昔、昔・・ハリウッドで」という語り口で、タランティーノの映画体験の原郷を語り出す映画だ。誰かが(確か井筒和幸監督)アルフォンソ・キュアロンの「ローマ」(監督の子ども時代の体験を元にした映画で「ローマ」はメキシコの旧市街)と「似ている」という指摘に納得した。時代は1969年のハリウッドで、ベトナム反戦、ヒッピー・ムーブメントが盛り上がる時代だ。主演はかって人気を博したものの落ちぶれた俳優・リック(レオナルド・ディカプリオ)とスタントマンで付き人のクリフ(ブラッド・ピット)だ。実に軽妙な掛け合いで、当時のハリウッドを背景とする物語が進行する。最後にシャロン・テート事件が登場し、その描き方に「タランティーノらしさ」を感じた。
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