イギリス映画「ウイスキーと2人の花嫁」(キリーズ・マッキノン)を見た。イギリス映画というよりスコットランド映画という感じ。ナチスによるロンドン空爆が激しくなる頃、スコットランドの小さな島に大量のウイスキーを積んだ貨物船が座礁した。この頃、ウイスキーの配給も途絶え、ウイスキーがないと生きて行けないスコットランドの島民は青息吐息であったから、これは「神の恵み」と小躍りし、有頂天になる。ウイスキーを奪取しょうとする島民とそれを取り締まろうとする軍関係者と関税消費庁の官憲との攻防、それに2人の娘をめぐる結婚話等酒と歌と踊りとが混合した実に抱腹絶倒のおもしろい映画だった。1949年の映画のリメイク。現在のスコットランド独立問題と合わせて見るのも一興と思う。
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