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2018年05月28日14:40

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book『真実』(梶芽衣子)

梶芽衣子著(構成・清水まり)『真実』(文藝春秋)を読んだ。私は丁度高槻市に転勤して小学校の教員だった頃、梶芽衣子主演の映画「さそり」シリーズ(伊藤俊也監督)を熱中して見た。また原作の漫画本(篠原さとる)も愛読した。同時期に彼女が主演していた「野良猫ロック」「修羅雪姫」も見ている。それより前に本名で出ていた(太田雅子)映画も知っている。後年のテレビの「鬼平犯科帳」は、中村吉右衛門、密偵おまさ役の芽衣子も好きで、よく見ていた。この本は梶芽衣子の映画人生を聞き書きで構成し、彼女の心情「媚びない、めげない、くじけない」がよく出ていて、大変おもしろかった。彼女も70歳になったが、「また新しいチャレンジがしたい」という。そこがさわやかだ。「生ある限りいくつになろうとも、その時にできることを精一杯やっていくことが大切。七十歳のロック、いいじゃない?やってやろうじゃないの!」(「おわりに」)
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