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2018年05月17日06:26

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cinema「ザ・スクエア/思いやりの聖域」(リューベン・オストルンド)

スウェーデン映画「ザ・スクエア/思いやりの聖域」(リューベン・オストルンド)を見た。美術館のキューレーターが発表した展示作品は「ザ・スクエア」(キューレーターの言葉「この四角形の中では、みんなが平等で助け合うのが決まりです。」)との対比で描き出されるのがスウェーデン社会の経済格差だ。キュレーターがあるトラブルで貧困階層と接触することによる大混乱を見せつけられることにより、スエーデン社会は「高度福祉社会」という常識が破られる。街中にホームレスや乞食があふれているのには驚かされる。ヨーロッパ映画の中で北欧の映画はひと味違うとこれまで感じてきたが、今回はとってもそれを感じさせられた。実におもしろい映画だった。(カンヌ映画祭でパルムード賞受賞)
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