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2017年06月22日08:57

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book『株式会社の終焉』(水野和夫)

水野和夫著『株式会社の終焉』(集英社新書)を読んだ。水野氏の著者『資本主義の終焉と歴史の危機』と『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』(いずれも集英社新書)との間に書かれたもので、資本主義の終焉との関連で「株式会社の終焉」を論じている。「本書で主張したいのは、あらゆる思考のベースを、近代システムのベースである「より速く、より遠く、より合理的に」から、「よりゆっくり、より近く、より寛容に」にしていくことです。」(「あとがき」)水野氏の経済学的分析が文明史的背景を読み解きながら、未来を視るという道筋を取るところが大変魅力的だ。
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