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2015年09月06日08:24

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book『老骨の悠々閑々』(半藤一利)

半藤一利著『老骨の悠々閑々』(ポプラ社)を読んだ。私が半藤利一の著書(戦争と平和の関わる日本の現代史の本がおもしろい。)に興味を持ったのは、そう昔ではなく、ここ数年のことである。この本は本屋で手に取って購入した。昭和の文学・文化・風俗を綴った半藤さんのエッセーである。半藤さんは85歳。その闊達な老年が伝わってくる本だ。半藤さんは木版画をされる。エッセイと木版画のユーモラスな組み合わせがとてもおもしろかった。私はこのような老年を理想とする。

<目次>
はじめに
第1話 老骨の手習い
第2話 文学的な話題から
第3話 漱石『草枕』ことば散歩
第4話 わが周辺のこと
第5話 言葉で大いに遊ぶ
第6話 いくらか芸術的に
第7話 スケッチ帖から
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