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2015年08月22日17:45

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痛快B級アクション 『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』

フィンランドとドイツという珍しい組み合わせの合作映画『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』を見て来ました。

ポスターからも予告編からも分かりやすいB級テイストを放っていますが、案の定のB級映画で、しかしB級映画なりに「何でも面白く見せてやろう」精神にあふれた映画です。こういう映画は好きです。


【物語】
国際会議に参加するため、ヘルシンキへ向かっていたアメリカ大統領・ウィリアム・ムーア(サミュエル・L・ジャクソン)を乗せたエアフォース・ワンが、北欧の上空でミサイル攻撃を受け、撃墜された。辛くも脱出したムーア大統領だったが、フィンランドの山中で孤立、しかもテロリストに命を狙われる。

時を同じくして、13歳の誕生日にハンターになる修行のため山中にいた少年オスカリ(オンニ・トンミラ)が大統領と遭遇。大統領を助けつつ、テロリストの追撃をかわしてゆく。


…監督もフィンランドのヤルマリ・ヘランダー。
フィンランド映画ですが、サミュエル・L・ジャクソンをはじめ、英国の名バイプレーヤー、ジム・ブロードベントなどが出演しています。

アメリカ大統領が登場する映画は数多くありますが、この映画でサミュエル・L・ジャクソンが扮する大統領は、支持率の低下に苦しむ俗物といったところ。エアフォース・ワン内にもホワイトハウス内にも裏切り者がいる時点でどうしようもない大統領ですが、それが無名の少年との出会いで頼もしくなっていくのが見どころでした。

アクションにはツッコミ所も満載。
大統領ひとり狙うのにテロリストの火薬量が核兵器並みだったり、エアフォース・ワンが墜落してから数分後に米軍が現場に急行できたりと、それでもそういう点を笑って見ていられる余裕がありました。

★★★。
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