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2015年08月13日15:54

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cinema「日本のいちばん長い日」(原田眞人)

「日本のいちばん長い日」(原田眞人)を見たけれど、これはひどい!天皇の「聖断」と「天皇」(木本雅弘)を家長とする「鈴木貫太郎首相」と阿南惟幾陸相(役所広司)との「家族」のドラマとして描いた「日本のいちばん長い日」だった。アレクサンドル・ソクーロフの「太陽」で「天皇」(イッセー・尾形)が露出する様に、「なんで旧ソ連の監督が!」と驚いたことを思い出した。今度の映画はそれ以上びっくり!戦後70年、それは「天皇制」が露出する時間だったのかと慨嘆した。岡本喜八の「日本のいちばん長い日」は決して荘重ではない、もっとパンチにきいた「反権力的」感性の映画だったと思う。レンタルで見直して見ようと思っている。また、原作である半藤利一の『日本のいちばん長い日』(文春文庫、これは持っている)も読んで見ようと思っている。
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