『怪盗グルー』シリーズのスピンオフである3DCGアニメーション映画『ミニオンズ』を見て来ました。
どうということはない長編アニメーションですが、大人にしか分からない笑いのツボがいくつかあり、それなりに面白い映画でした。
【物語】
不思議な生き物”ミニオン”たちは、悪党に仕えることを喜びとしていたが、理想の悪党に出会えない、辛い年月を過ごしていた。
1968年のある日、ついに3人のミニオンたち(ケビン・スチュワート・ボブ)が立ち上がり、理想の悪党を探す旅に出る。必死の思いでニューヨークにたどり着いたミニオンたちは、世界中の悪党が参加する大会で、悪党チャンピオンのスカーレットに気に入られ、彼女とともにロンドンへ渡る。スカーレットの野望は、イギリス王室に入り込み、王位を奪うことであった。
…スウィンギング・ロンドンが舞台になるので、その時代のミュージシャンやアーティスト(アンディ・ウォーホルやビートルズ)を笑い飛ばすギャグが登場(しかし子どもには絶対に分からないと思います)。
映画の大半は、典型的なアメリカ製カートゥーンの世界を再現しているので、大人ギャグを分からなくてもお子様大満足でしょう。
例によって日本語吹替え版の上映しかないので、仕方なしに吹替えで見ましたが、オリジナルだと、サンドラ・ブロックにマイケル・キートンなどという大物俳優が声を当てています。絶対にそっちで見たかった。
まあ日本版も、ナレーションが真田広之だったりするので、チグハグな豪華さは一応あります。
★★★。
ログインしてコメントを確認・投稿する