168.させて頂くことよりして頂くことの大切さ (2014.09.15.介護のお仕事168日目)
介護の仕事をするようになって約半年、ここ数日、介護の仕事をする人にとって本当に必要なことは何であるのか、今さらですが判ってきた事があります。
以前は、させて頂くこと(そういう気持ちで仕事に臨むこと)が一番大切で、それさえ出来ればいい介護が出来ると思っていました。しかし、今は、「させて頂く」ということ以上に「して頂く」ことが、介護職員には大切なことだという事が判ってきました。
「させて頂く」という優しい気持ちや思いやりの気持ちはもちろん無くてはなりませんが、その気持ちだけで利用者さんに接して、食事や歩行や入浴の介助などを全て職員がしてしまうと、いずれ利用者さんは一人では何も出来ない人になってしまいす。
介護職員が本当にしなくてはならないのは、利用者さんが自宅でも出来るだけ自分一人で色々なことが出来るようになるお手伝いをすることなのだと思います。一人で歩行が出来るように、一人で食事が出来るように、一人で日常の生活が出来るように、なるべく利用者さんか持っている力を引き出したり、維持して頂くお手伝いをすることが、介護職員が最もしなくてはならないことなのだと思います。
利用者さんに代わって自分がさせて頂く事は簡単なことです。それに対して、昔のように体の自由が利かなくなっている利用者さん自身に色々な事をして頂くのは、とても難しいことです。でも、それが一番大切なことであり、必要なことなことなのだと思います。
そういう気持ちになってから、自分の仕事に対する取り組み方や姿勢、利用者さんに対する接し方が変わってきました。
この半年間で学んだ最も大切なことはこの、「させて頂くことよりして頂くことの大切さ」だと思います。(これは介護の仕事に限らないことだとも思っています。)
今は、それぞれの利用者さんに、何がして頂けるかを考えながら、どのようにすればして頂けるかを考えながら仕事をしています。
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