10年前に勤めていた職場の先輩のライブ
10年ほど前、東京に住んでいた頃、高齢者介護の仕事をしていた時に一緒に働いていた同僚、先輩職員のIさんが出演するLIVEが大阪で開催されるとのことで、昨日、そのLIVEを聴きに行かせていただきました。
Iさんは現在70歳。僕と出会った頃は60代前半で、当時の僕は50代前半でした。そして今、僕自身が60代前半となり、ちょうど当時のIさんと同じくらいの年齢になっています。
Iさんは高校時代から作詞・作曲をされ、クラシックギターも弾かれていたそうです。
僕と出会った頃は、同じ高齢者介護の施設で働いており、特に訪問介護を中心とした仕事をされていました。その一方で、仕事をしながら音楽活動も続けていらっしゃいました。東京にいた頃には、僕も何度かIさんのLIVEを聴きに行かせていただきました。
Iさんは病気も経験されています。そうした中で、仕事をしながら音楽活動を長く続けていくことは、決して簡単なことではなかったと思います。それでもずっと活動を続けていらっしゃることを、僕はすごいなと思っていました。
僕が職場を退職したあとも、Facebookなどを通して、Iさんが音楽活動を続けていらっしゃる様子を見てきました。
今回のLIVEもFacebookへの投稿で知りました。東京で一緒に仕事をしていたIさんが出演するLIVEを、10年ほど経った今、こうして大阪にいながら再び聴きに行けることを、とてもありがたいことだと思い、足を運びました。
会場には15名ほどの方々が参加されていました。皆さん高齢の方々で、僕を除くと、ほとんどの方が70歳以上だったのではないかと思います。会場にはIさんの奥さんもいらっしゃっていました。
現在、Iさんは介護の仕事はもうされていないようですが、音楽活動は今も続けていらっしゃいます。
70歳になった今も、自分の好きなことをずっと続けていらっしゃる。その姿は、とても素敵だと思いました。
そして今回、特に心に残ったのが、Iさんが介護の仕事をされていた中で生まれた歌の歌詞や曲でした。本当に素敵なものでした。
それは、音楽という好きな活動だけを続けてきたのではなく、介護という仕事にも関わり、そこでいろいろな人と出会い、さまざまな経験をされてきたからこそ生まれた歌であり、曲なのだと思います。
昨日のLIVEに来られていた皆さんが、Iさんの歌や曲が好きで集まっていらっしゃったことは間違いないと思います。しかし、それだけではなく、Iさんの生き方そのものに共感していらっしゃる方も多かったのではないかと思いました。
10年ほど前、Iさんと一緒に働いていた頃、僕が思ったことがあります。
好きな仕事をしながら、自分の好きなこともずっと続けていらっしゃるIさんが、とても素晴らしいなということ。
そして、「僕もいつか、Iさんみたいになれたらいいな」と思ったことです。
それから約10年。
久しぶりにお会いしたIさんは、今も変わらず音楽活動を続けていらっしゃいました。
10年前の僕は50代前半で、Iさんは60代前半。そして今、僕が当時のIさんと同じくらいの年齢になりました。
昨日は、これまでの人生の中で関わってきた方が、10年経った今もその方らしく、自分の好きなことを続けていらっしゃる姿を見ることができました。そして、もちろん素敵な音楽も聴くことができました。
僕も今のIさんのように、10年後も、70代になっても、ずっと自分の好きなことを続けていきたい。
10年ぶりにIさんのLIVEを聴きながら、そんなことを思いました。
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