高田馬場福祉作業所(実習3日目)/作業所としての時間
今日で実習3日目、3日目となると、それなりの自分のポジションのようなものが出来、それなりに、ここは自分の居場所という意識が出てきます。
高田馬場福祉作業所には、利用者さんからなる自治会というものがあり、自治会の役員(会長、副会長、広報、書記×2)は、2年に1度、利用者さんの投票によって決められているとの事です。
今日は、その役員の中の一人から「わからない事、困ったことがあれば、私に聞いてください。私は役員なので」と言って頂きました。こういう役割を持って頂く事はとてもよい事だと思いました。
また、利用者さんの中には、「中野さんは色々教えてくれて、まるで職員さんみたい」とおっしゃってくれる方もいました。
今日は、言葉を交わす事をしないでも利用者さんの中に自然にいる事の出来る時間も持つ事が出来ました。
福祉作業所と高齢者介護施設との絶対的な違いは、そこが“作業所”であるという事です。そこで過ごされる時間の大半は、“作業の時間”であり、その作業を通して、利用者と職員の関係も築かれています。
そして、作業時間とそれ以外の時間にはとてもメリハリがあり、その場所は利用者さんにとって、とてもよい“仕事場=居場所=社会生活を営む場”になっていると思います。
“ただ時間を過ごす”だけではなく、“目的を持って時間を過ごす”それが必要なのだと思います。
作業所で行われている作業は、“内職”のような作業であり、その作業に対して支払われる“工賃”は決して多くはなく、でもそれはれっきとした仕事であり、その工賃は作業に対する正当な対価でもあります。
現在、作業所で得られた工賃は、利用者に均等に配分されて、1カ月当たり、1万円〜1万5千円程度の工賃が、各利用者さんに支払われているとの事です。こういう場所を理解する人や企業が増え、利用者一人当たりの工賃がもっと多くなる日が来る事を願っています。
この工賃、能力があり仕事が出来る人に多く支払われるのではなく、同じ職場で、同じ時間を共有した利用者さんに、等しく配分される。それに対する不満を感じる利用者さんがいない。(多分いないと思います。)という点も、とてもいいと僕は思っています。
(一日の流れ)
08:30 職員ミーティング
09:00 朝礼
09:15 部屋ごとに出欠作業
12:00 昼休み
13:00 作業
16:00 終礼
17:00 ミーティング
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