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2020年11月16日15:09

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book『俳優と戦争と活字と』(濱田研吾)

濱田研吾著『俳優と戦争と活字と』(ちくま文庫)を読んだ。文庫本オリジナルで近刊本だ。出てくるのは私が好きな俳優で、それもここ10年ほどの間に鬼籍に入った人が多い。あの俳優たちの戦争体験を自叙伝や公刊された本で辿る大変おもしろい本だった。目次とその俳優たちを上げる。1.昭和二十年八月十五日、2.戰場にありて、3.旅と疎開と、4.閃光の記憶、5.戦後となりて。鶴田浩二、伊藤雄之助、加東大介、佐野周二、片岡千恵蔵、芦田伸介、西村晃、山田五十鈴等。この後、図書館で借りて読もうかなと思った何人かの本を書く、伊藤雄之助『大根役者・初代文句いうの助』、池部良『オレとボク』、木村功(著者はつれあいの梢)『功、大好き』、渡辺美佐子『ひとり旅、一人芝居』等。おもしろいだけでなく、味わいのある本だった。
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