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2020年10月30日13:20

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book『紀元2600年の満州リーグ/帝国日本とプロ野球『(坂本邦夫)の満州リーグ/帝国日本とプロ野球『(坂本邦夫画家たちの戦責任』(北村小夜)半藤利一)

坂本邦夫著『紀元2600年の満州リーグ/帝国日本とプロ野球』(岩波書店)を読んだ。東京オリンピックが幻に終わった1940年。神武天皇即位から2600年とされたこの年、日本統治下の満州で、日本プロ野球チームによるリーグ戦が開催された。これを契機にプロ野球は国策と戦争に翻弄されていく。前段に日本にプロ野球が創設される時期にその開拓者河野安通志と朝鮮人選手孫考俊の苦闘を鮮やかに描き、後段の「満州リーグ」の展開と進む。帝国主義日本と満州、プロ野球を描き、読み応えのある本だった。
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