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2018年12月28日11:12

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book『ほたる』(作・山本真理子、絵・佐伯和子)

作・山本真理子、絵・佐伯和子『ほたる』(岩崎書店)を読んだ。特攻隊基地知覧と少年兵宮川くんとうどんやのおばさんとの別れの話(絵本)である。出撃の日、宮川君が「ああ、うまかった。おばさん。 じぶんは こんや しゅつげきじゃが、もう いちど おばさんの うどん、くいたい」と言い残すが、来られず出撃する。その夜、彼は「ほたる」となってあらわれる。「ほたるは ちいさな すずしい ひかりを ともしたり けしたりして、ふわふわと しょくどうのなかを まわって、やがて まどから よぞらへ きえていきました。」悲しみの中に、なんとも暖かみを感じさせる絵本だった。久しぶりに趙博さんの歌うキネマ「ホタル」を見たくなった。

◆山本真理子さん 3部作 私の生き様
http://www.asahi.com/area/hiroshima/articles/MTW20160502350160004.html
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