book『浪速の歌う巨人バギやんの「在日」無頼控』（趙博)

趙博著『浪速の歌う巨人バギやんの「在日」無頼控』（七つ森書館）を読んだ。この本は趙さんが続けている反原発イベントに岡真理さんのパレスチナ問題の講演を聞きに行った時に「出たばっかり！」で買った。吹田市にある障害者団体「ぷくぷくの会」の通信に連載したエッセイ。奮闘する「在日」と題する対談集（趙さんと神戸金史、中山千夏、佐高信、辛淑玉：とりわけ障害児の息子への思いを綴った神戸金史著『息子よ、そのままでいい」が趙さんとのコラボで「歌」になっていく行く話に感動した。）。「在日」無頼控、そのなかの「ぼやき漫談　在日のアイデンティティ」には、これまで趙さんの自己形成史をまとまって聞いてなかったので、感銘深かった。丁度眼鏡を紛失して、前のちょっと合わなかった眼鏡だったが、おもしろくって一気に読んでしまった。おすすめです。