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2024年03月27日22:26

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映画日記『電エースカオス』

2024年3月27日(水)

『電エースカオス』(2023年)
監督:河崎実
駅西・シネマスコーレ

気持ちのいいことをすると全長2000メートルの巨人に変身する正義の宇宙人、その名も“電エース”が主人公。
全長2000メートルといえば、出羽の月山や谷川岳とほぼ同じ高さ。
いくらなんでもデカすぎ。
しかも電エースはひとりではなかった。地球へやって来てからはや30数年が過ぎ、あちこちに兄弟がいる。2〜3人どころかその数は50人を超えていた。
本作は電五十郎と電五十二郎の電兄弟が、続々と襲来する悪の宇宙人怪獣や怪人たちと繰りひろげる死闘の記録だ。
しかし、高速キックで気持ちよくなる五十郎はまだしも、弟の五十二郎が変身するには昭和歌謡をフルコーラス歌い終えなければならないというハンデが。
そして怪獣出現、五十二郎が哀愁の昭和歌謡♪モナムール沼袋〜を歌ってるあいだに、怪獣は思う存分暴れ回ったあげく、とっとと逃げてしまった。
こんなことで、電エースはホントウに地球を守ることができるのか・・・・

といういわゆるバカ映画。
W主演のひとり、五十二郎に扮した昭和歌謡の貴公子・タブレット純に大笑い。
悪役として客演の清水綋治、御年80歳にして、そのセリフ回しがさほど衰えていないのにはびっくり。
もうひとりのお目当てだった勝呂誉は御年83歳。
しかし、どうして勝呂誉が登場するのか疑問だったが、本作のなかで彼が円谷プロの特撮ドラマ「怪奇大作戦」のレギュラーだったことを知った、というか「そうだ、そうだ、そうだった!!」と思い出した。
ひとくちにバカ映画というが、勉強になりました。



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