2024年3月12日(火)
『ロッタちゃん はじめてのおつかい』(1993年)
監督:ヨハンナ・ハルド
伏見:ミリオン座
スウェーデンの田舎町に住むちっちゃな女の子ロッタちゃんは近所の人気者。
隣のおばさんやゴミ回収のおじさんはやさしく声をかけてくれるし、お菓子屋さんのおじさんはいつもオマケをくれる。
そんなロッタちゃんだが、じつは怒りん坊で、ときどき悪い子になってしまう。
今朝もお母さんが用意したセーターがチクチクすると文句を言ったあげくブチ切れ、ハサミでセーターをちょん切ってしまい、そのまま家を飛び出してしまった・・・・
テレビでは見たことはあるが、スクリーンでは初めて。
やんちゃなロッタちゃんが可愛くて、いつまでも見ていたくなる。
ちょうど乳歯の生えがわり時期だったのか、映画の後半になるとロッタちゃんの歯が何本か欠けていたのには笑ってしまった。
こういう、どこにも悩みごとのない子ども映画というのも、たまに見ると良いものだ。
というか、是枝監督の『怪物』がいい例だが、いまは悩みごとのない子ども映画が成立しない時代なのかもしれない。
そうだとしたら、ちとさびしい。
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