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2026年10月22日07:16

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝��1976年の新日本プロレス(22)

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新日本プロレス側は76年8月5日蔵前国技館で行われる「アジア・リーグ戦」最終戦、アントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シンのNWF世界ヘビー級選手権試合のセミファイナルにストロング小林と上田馬之助の試合を行うと発表しました。

S小林は東スポのインタビューに答え、「日本人でありながら汚い試合をしている上田は猪木さんに挑戦だの大口を叩いているがその前に私が倒す」と打倒上田を宣言しています。

しかし、試合の前日の8月4日になって上田は「猪木以外と試合をするつもりはない」とキャンセルしています。

ラッシャー木村とのIWA世界ヘビー級王座決定戦を負傷を理由にキャンセルしたばかりなのに、僅か5日後に新日本のリングで試合をしてしまっては負傷そのものの信憑性を疑われてしまうとの判断から来たものでしょう。

8月5日蔵前国技館(テレビ収録、観衆8,800人発表)での猪木とシンのNWF世界ヘビー級戦は12分43秒に両者リングアウトとなりましたが、試合後リングに乱入した上田は挑戦状で猪木の横面を張る挑発をし、乱闘となりましたが負傷していたはずの左腕に三角巾はありませんでした。

シリーズ終了後はブラジル遠征シリーズを行い、8月7日リオデジャネイロ、11日ブラジリア、14日サンパウロと3大会開催。リオデジャネイロではウィリエム・ルスカがイワン・ゴメスと壮絶な喧嘩マッチを行いリングアウト勝ちもリオの体育協会から出場停止処分を受けました。

8月27日後楽園ホールで開幕した「闘魂シリーズ」にはWWWFからスーパースター・ビリー・グラハム、イワン・コロフが前半戦に特別参加しました。

猪木は開幕戦の後楽園ではカール・フォン・スタイガー、9月3日愛知県体育館ではブラックジャック・モース、9月10日品川スポーツランドではグラハムを3週連続テレビマッチで卍固めで破り復調ぶりをアピール。

ちなみに品川での卍固めの写真はグラハムの筋肉美が猪木の卍固めのフォルムの美しさを際立たせており、数ある卍固めのショットの中でもベストに入るかと思います。

8月29日には新日本プロレスはNWAからの勧告に従い猪木の保持するNWF世界ヘビー級王座から「世界」の2文字を削除しています。

NWAは傘下プロモーションに世界の名称がつくタイトルを認めておらず、ビンス・マクマホン・シニアのWWWFもジャイアント馬場のPWFもNWA加盟後は世界を削除しています。

猪木がブラジル遠征中の8月6日〜8日ネバダ州レイクタホーで開催されたNWA総会で馬場から指摘が為されました。

新日本プロレスの興行用ポスターを証拠品として呈示し糾弾したのは当時馬場についていたヒロ・マツダでした。

NWA総会の席上でもモハメド・アリvs猪木の試合はプロモーター達から酷評され、オレゴンのドン・オーエンは「猪木に黄金のナイフを送ろう」(それで切腹せよ、の意)と語りさながら欠席裁判。(坂口と新間が出席、個人加盟のNWAは新日本プロレスは猪木ではなく坂口征二、新間寿がメンバーとなっている。)

その一方で馬場に猪木戦の半分の試合時間でフォール負けした後、全日本にレギュラー参戦するようになった大木金太郎は馬場の推薦により「満場一致」でNWA加盟が一発で認められました。

シリーズ後半9月17日盛岡・岩手県営体育館からアンドレ・ザ・ジャイアントが特別参加。最終戦の10月7日蔵前国技館では猪木と対戦が発表されていますが、NWFヘビー級選手権試合ではなく「格闘技世界一決定戦」で対戦するということになりました。

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