カリスはアリサに詰め寄った。
カリス「なんで!?なんでアンタなの!?どうして!?ねぇ!!」
マナ「施設長様・・・・落ち着いてください・・・・」
マナがなだめるも、カリスのは止まらない・・・・。
なんで?と言われても・・・・アリサ自身にもわからない。
カリス「授業もマトモに聞かないらしいアンタがなんで!!」
それはちょっと言い過ぎではなかろうか・・・・。
ただ、「なぜ?」に答えるなら・・・・これしかない。
アリサ「なんで・・・・魔王と妖魔って戦う相手なのかなって」
マナとカリスはアリサの言っている意味が分からない。
マナ「何でって・・・・人間を殺す相手だからじゃ・・・・」
カリス「そうよ。アンタはそれに疑問があるっていうの?」
アリサは頷いた。
アリサ「なんでなのかな〜って。殺し合う始まりって何だったんだろう?って」
カリスとマナは答えられなかった。ただ妖魔と魔王とは敵同士。それが当たり前だったからだ。
だが・・・・アリサはそこに疑問があるらしい。
殺し合う始まり------------------------
確かに何だったのだろうか・・・・。
アリサ「いたら戦わないといけないし。博人君みたいな人も守らないといけないけど、
どうして戦争が始まったのかなって。ティルナノヴはそれに答えをくれる気がするんだ」
アリサはティルナノヴを抱きかかえた。そして蔵の出口へ。カリスとマナもそれに続く。
ちなみに博人とは、子供の頃日本に出張したときに妖魔に助けてもらった少年の名である。なにやら異能力をもつ彼が人前ではそのカを振るってはいけないと言われていたらしいが、助けてもらって以来忘れられない相手となっている。
カリス「もしかしたら・・・・アリサがおもっている疑問に答えようとしているのかもしてないわね」
マナ「ティルナノヴがですか?」
カリス「魔力や実力を超えた何か。意思とでもいうのかしら。アリサにティルナノヴが応えたのはそこなのかもしれないわね」
マナ「はぁ・・・・」
アレコレと考えては見たが、やはりカ以外の何かで反応したとしか思えない。カでいえばカリスだって負けていない筈だし。
そう思いつつ、施設長室へ3人は向かっていった。
------------------------------------------SCENE9へ----------------------------------------
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