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2026年07月08日07:16

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝�⇔疣造冒匹襯供Ε丱薀�ーダ、マリオ・ミラノ伝説(7)

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「第4回チャンピオン・カーニバル」第5週、76年5月1日シリーズ天王山は日大講堂大会。(テレビ生中継、観衆7,500人発表)プロ野球が開幕すると放送時間帯が深夜に移行されてしまう為に生中継は減少を余儀なくされています。

3月6日一関市体育文化会館大会以来2か月ぶりの生中継となりました。

優勝の行方を左右する2大公式戦、ジャイアント馬場vsジャンボ鶴田の師弟対決、大木金太郎vsアブドーラ・ザ・ブッチャーが組まれました。

番組のオープニングは馬場vs鶴田戦からスタート。2度目の対戦は鶴田が果敢に攻めていき、馬場の巨体をサイド・スープレックスで投げつけました。

鶴田のサイド・スープレックスはアマレス流の「リフト」であり、空中で存分に溜めを作ってから後方に放り投げる形で、ロープの反動を利して投げるホースト・ホフマンの同じ技とは若干異なります。

まさにアレキサンダー・カレリンが見せる「カレリンズリフト」でプロレスリング・ノアの杉浦貴がそれに近い形を中年Sリフト、米満リフト等の名称で使用しています。

馬場は攻め込まれながらも余裕で受け流し試合はあっという間に25分経過、鶴田がこのまま時間切れ引き分けに持ち込む殊勲を見せるかと思いきや、鶴田のドロップキックをはたき落とした馬場が209cmの長身から繰り出す「なだらか〜な」もとい、高角度バックドロップを決め26分15秒、片エビ固めで勝利。

馬場はこれで15点となり、決勝へ大きく前進。鶴田は12点。

続いて大木とブッチャーの因縁の対戦は試合前からいきり立つ大木がブッチャーの鍛えられない耳にヘッドバットを入れて流血させる展開に。

ブッチャーも地獄突き、ヘッドバットで応戦、試合は場外乱闘となり、観客席の後方でやり合い6分12秒に両者リングアウト。大木は力道山13回忌追善興行での無念は晴らせず失点6で12点。ブッチャーは負けはないものの馬場、鶴田、大木に両リン、キング・イヤウケアに無効試合と失点8でピンチとなりました。

大木とブッチャーの乱闘に次の試合に出場するハーリー・レイスが加わりブッチャーを攻撃、両者は会場の外まで出てしまい国道14号京葉道路付近で乱闘、元祖・路上プロレス、リアル・ストリートマッチとなってしまい、全日本プロレスは所轄の本所警察署から調書を取られる羽目になってしまいましたが、今のようにネットのない大らかな時代で騒ぎにはなりませんでした。

最終試合は6人タッグマッチ60分3本勝負、ザ・デストロイヤー&グレート小鹿&大熊元司組が2-1でレイス&ザ・バラクーダ&ザ・ビースト組を降していますが、1本目が始まってすぐに放送時間が終了しています。

「全日本プロレス中継」の生中継はしばしばメインイベントを放送開始と同時に行い、放送時間内にメインが終わらなかった、という視聴者からの声に対応してくれていました。

1日のオフをおいて、全日本プロレス一行は北海道ツアーへと突入。馬場はよく売り興行が少ない時は函館出身の小鹿、江別市出身のサムソン・クツワダに声をかけて「頼むぞ」と言って北海道巡業のコースを依頼し、小鹿とクツワダが全日本プロレスの興行を買うことが多かったです。

5月3日松前郡松前町民体育館(観衆2,500人発表)で馬場が安全パイと見られていたビーストに粘られ、30分時間切れ引き分けという番狂わせ。

ビーストはカナダのレスリング一家で知られるルディ・ケイ、レオ・バーク、テリー・マーチン(1つ前のエキサイト・シリーズに初来日)のコーミエ4兄弟の長男でレスリングの技術には定評がありましたが扱いは中堅どころであり馬場の楽勝かと思われたところ予想外の取りこぼしで失点8となり16点。

リーグ戦も大詰め、5月6日帯広市総合体育館(観衆4,000人満員発表)では鶴田が小鹿の反則に苦しめられながらも時間切れ寸前の28分43秒、ロープ越しの前方回転エビ固めを決めて16点。

デストロイヤーvs大木もロングマッチとなりデストロイヤーの足4の字固めを大木が必死にロープにエスケープして逃れました。時間切れ引き分けならデストロイヤーに決勝進出の可能性が高くなりました。

デストロイヤーのエアプレーン・スピンは足がもつれて両者場外へ。場外カウントが進む中、大木がヘッドバットを決めてリング内に戻り、29分35秒、大木のリングアウト勝ちで16点。デストロイヤーは残り25秒で痛い黒星。

4月29日福井市体育館でラリー・シャープを破り失点5で17点の首位になっていたバラクーダはブッチャーと対戦。ブッチャーが執念のジャンピング・エルボードロップで勝利し16点。

5月7日、旭川市体育館(観衆3,800人発表)ではデストロイヤーと小鹿が対戦。小鹿は馬場の援護射撃とばかり場外へ引き込み、文字通りデストロイヤーの足を引っ張って18分10秒、両者リングアウトの無得点試合。

好調だったデストロイヤーは終盤2日間でまさかの連続無得点試合となり、公式戦全日程を終了。優勝戦の行われる前日に16点で脱落してしまいました。

これで公式戦最終日を残して1位は何と17点のバラクーダ、2位には16点の馬場、鶴田、ブッチャー、大木が4人で並びました。5人は公式戦最終日の5月8日、札幌中島スポーツセンターで残り1試合の公式戦を行うことになります。

バラクーダの最終日前日までの1位は誰も予想出来ませんでした

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