87年「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第15戦、12月6日大分県別府市営温水プール(観衆2,900人満員発表)大会。別府市営温泉プールは使用されたのは久しぶりですが、日本プロレス時代から使われていた由緒ある会場。
全日本プロレスでも黎明期に何度か使用され、有名なところでは77年「サマー・アクション・シリーズ」7月14日にはテレビ収録もありました。メインイベントはジャイアント馬場 &ジャンボ鶴田組vs今リーグ戦、当初ブルーザー・ブロディのパートナーとして名前が出ていたカーネル・デビアーズこと初来日のエド・ウイスコスキー&ドン・ムラコ組で2本目にウイスコスキーが馬場からダイビング・ヘッドバットからの体固めで1本フォールを奪いました。
解説の山田隆氏がエキサイトして「ウイスコスキー、これはアメリカに大きなお土産を持って帰ることになりますね!」と喋っていました。(1本目は鶴田がムラコを体固め、3本目は馬場がウイスコスキーから体固めで返して2−1で馬場&鶴田組の勝利。)
メインイベントはスペシャルタッグマッチ60分1本勝負、天龍源一郎&阿修羅・原組とスタン・ハンセン&テリー・ゴディ組の今シリーズ2度目の対戦、両チームの公式戦はシリーズ最終戦、12月11日、日本武道館で組まれており、前哨戦第1戦である12月3日、奈良・橿原体育館では両チームリングアウト。2戦目も10分58秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。果たして公式戦本番で決着はつくのか?
セミファイナルの公式戦、ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組とタイガーマスク&仲野信市組は5分45秒、ブロディが仲野をパワースラムから体固め。やはりブロディは軽量の仲野にはキングコング・ニードロップは出さずに試合を終わらせました。ブロディ&スヌーカ組は9戦6勝1敗2両リン、失点6で12点。タイガーマスク&仲野組は9戦3勝6敗、失点12の6点。
セミ前の注目の公式戦、テレビ中継で見たかった鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビと馬場&輪島大士組というカード。鶴田&谷津と輪島は初対決。谷津も輪島とはジャパンプロレス時代、敵対関係にはありましたが対戦はしていません。
五輪コンビは輪島のウィークポイントである腰へ集中攻撃、谷津が輪島へシュミット式バックブリーカーからベアハッグにいったところで馬場がカットに入ったところから4選手による場外乱闘となり20分33秒、試合権利のある谷津と輪島が両者リングアウト。
五輪コンビは手負いの輪島を攻めきれず、勝てる試合を落とし9戦6勝1敗1時間切れ引き分け1両リン、失点5の13点と不変ですが失点はこの時点でも参加チーム中一番少なく単独首位は変わらず。馬場&輪島組は3試合連続の公式戦両リン試合となり9戦5勝1時間切れ引き分け3両リン、失点7の11点。
通常のタッグマッチ30分1本勝負、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスとアブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組は15分18秒、ブッチャーが制止に入ったレフェリーへ地獄突きを入れてしまいファンクスの反則勝ち。
白星配給係チーム同士の公式戦、トム・ジンク&ザ・ターミネーター組とマーク&クリスのヤングブラッド兄弟の対戦。マークがジンクへ後方回転エビ固め。上になっているマークにターミネーターが入りへラリアットを決め、ダウンしたマークをすかさずジンクが押さえ込み、12分18秒ジンクがマークを体固め。ジンク&ターミネーター組は公式戦8戦目にしてようやく嬉しい初日となり8戦1勝7敗、失点14の2点、ヤングブラッド兄弟は11戦1勝10敗、失点20の2点で参加全12チーム中一番早く公式戦を終了しました。
公式戦外の試合、全日本対国際血盟軍、ザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は12分49秒、チェーンで攻撃を加えた国際血盟軍の反則が取られ、カブキ組の反則勝ち。
大熊元司と渕正信のシングルマッチは11分45秒、グラウンド・コブラツイストからエビ固めに移行して渕が大先輩の大熊からカウント3を奪いました。
全日本プロレス本隊対天龍同盟、寺西勇&高木功組vsサムソン冬木&川田利明組は20分時間切れ引き分け。マイティ井上と永源遙のシングルマッチは7分7秒、サマーソルトドロップからM井上が体固めで勝利。
第1試合の栗栖正伸と小川良成のシングルマッチは13分、フライング・ネックブリーカードロップから栗栖が体固めで勝っています。12月3日の橿原大会から前半出ていない大熊、栗栖に代わり、百田光雄が試合に出ていません。
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