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2026年05月14日07:16

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【特別編】マイティ井上さん追悼(279)

87年全日本プロレス「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第14戦、12月5日阿修羅・原の地元、長崎国際体育館(観衆4,150人超満員発表)大会。

メインイベントはスペシャルタッグマッチ60分1本勝負、ジャイアント馬場&輪島大士組とブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組が対戦、両チームはシリーズ最終戦の前日、12月10日、福島県営会津体育館でのテレビ収録マッチで公式戦で対戦が決まっていますが、その前哨戦。お互いに手の内の探り合いになったか、10分34秒、両チームリングアウトの引き分け。

セミファイナルの公式戦は天龍源一郎&原組の龍原砲がマーク&クリスのヤングブラッド兄弟と対戦。原は3年2か月前の84年10月22日、同所での自らのプロモート興行を前に失踪、興行活動が何一つ行われていなかったことが発覚。それでもインターネットなどない時代に会場に来てくれた観客の為に馬場は興行を開催。主催者発表は1,800人でしたが、実際に会場に来たのは500人位。

テレビ収録マッチだった為、観客をテレビカメラのいる方向に座らせて興行を開催、その日のメインイベントを務めたのは奇しくも天龍で、マイケル・ヘイズを破りUNヘビー級王座を防衛しました。 

思えば既にこの頃より金銭トラブルを抱えていたのでしょう。原は翌85年、「ヒットマン」として復帰、天龍、長州力をターゲットに孤軍奮闘しますが、シリーズの参加メンバーが多過ぎて存在感をアピール出来ず、ラッシャー木村の国際血盟軍と共闘、以後、長崎大会はヒールとしての参戦となりましたが、6月の天龍革命に呼応、龍原砲としてベビーターンしての真の意味での久しぶりの凱旋帰国となりました。

天龍がマークへパワーボムを打って原にタッチ、フィニッシュを任された原も続いてマークにパワーボムを決め12分5秒、原がマークをエビ固めでフォール。天龍の好アシストで原は自らの手で凱旋帰国マッチを勝利で飾りました。

龍原砲は10戦6勝2時間切れ引き分け2両リンで失点6の14点、優勝圏内で最終戦12月11日、日本武道館でのスタン・ハンセン&テリー・ゴディ組どの公式戦を残すのみ。ヤングブラッド兄弟は10戦1勝9敗、失点18の2点。

公式戦、スタン・ハンセン&テリー・ゴディ組とアブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組の一戦。ハンセンとブッチャーはジョージアでは何度か対戦していますが、日本では、ブッチャーが新日本プロレスに移籍して来た81年6月24日、蔵前国技館でタッグを組み、猪木&谷津嘉章組と対戦した時に直接絡みがあっただけで対戦は初。
    
ゴディとブッチャーが場外乱闘となっている間に、ハンセンがTNTへウェスタン・ラリアットを決めフォール。7分22秒、ハンセンがTNTを体固め。ハンセン&ゴディ組は8戦5勝3両リン、失点6の10点、ブッチャー&TNT組は8戦4勝4敗、失点8の8点です。

公式戦、ジャンボ鶴田&谷津の五輪コンビとR木村&鶴見五郎組の国際血盟軍の対戦、前86年大会ではR木村&鶴見組は鶴田&天龍組の反則暴走を誘発して反則勝ちをせしめていますが…。

鶴田が鶴見にビッグブート(カウンター・キック)、これを繋いだ谷津がパワースラムを決め、12分15秒片エビ固めで谷津が鶴見をフォール。この年は番狂わせは起きず五輪コンビは8戦6勝1敗1時間切れ引き分け、失点3で13点と単独首位となりました。R木村&鶴見組は9戦1勝8敗、失点16の2点。

公式戦外の試合、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組とタイガーマスク&仲野信市組は12分9秒、ドリーが回転エビ固めで仲野からフォール勝ち。ザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組vsトム・ジンク&ザ・ターミネーター組は11分9秒、テンタがフライング・ボディプレスからターミネーターを体固め。

かつての国際プロレスの黄金カード、マイティ井上と寺西勇のシングルマッチは12分3秒、逆さ押さえ込みで寺西がフォール勝ち。全日本プロレス本隊対天龍同盟、大熊元司&高木功組vsサムソン冬木&川田利明組は14分1秒に両チームリングアウトの引き分け。

渕正信と永源遙のシングルマッチは11分52秒、首固めで渕が勝利。第1試合の栗栖正伸と小川良成のシングルマッチは12分26秒、逆片エビ固めで栗栖がギブアップ勝ちを収めました。
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