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2026年05月01日07:14

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【特別編】マイティ井上さん追悼(266)

87年「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第2戦、11月22日後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,550人超満員発表)大会。日曜日夜興行、私はこの興行は生観戦することが出来ました。

メインイベントは後楽園で実現した夢の超獣対決、スタン・ハンセン&テリー・ゴディ組とブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組の公式戦。

先にハンセン&ゴディ組が入場、後からブロディ&スヌーカ組の入場です。先発はハンセンとスヌーカでしたが、後楽園ホールの観客席から大「ブロディ」コールが発生してブロディにタッチ。早くもハンセンとブロディの激突となりました。

両者お互いにロープに飛びましたが、ブロディがハンセンのタックルをうつ伏せになってかわし場外ヘ。ブロディはすぐさまリングに入り、ロックアップからブロディがヘッドロック、ハンセンがブロディをロープに飛ばし、ブロディは帰って来たところドロップキックにいきましたがこれはハンセンがかわす。今度はハンセンがヘッドロック、ブロディがロープに飛ばしてのビッグブート、ハンセンは後ろに下がりながらもロープの反動を利してのラリアット、これはブロディが外し、両者のタックルは相討ちとなり両者場外へ。椅子を投げつけて荒れるハンセン。まさに館内は興奮の坩堝とい化しました。

ブロディはスヌーカにタッチ、ハンセンはスヌーカをロープに詰めて頭部にエルボーを狙いにいきましたがスヌーカはこれをかわしました。ゴディに交代、ゴディはスヌーカにヘッドロック、スヌーカはゴディをロープに飛ばして背面飛びのリープフロッグ、ゴディはロープに飛んでからフライング・ボディアタック、ゴディはスヌーカをロープに詰めてパンチ、ショルダースルーはスヌーカが回転エビ固めで切り返し、ハンセンとブロディがリング内に入ってきてハンセンとスヌーカ、ゴディとブロディという4者による乱闘に。

ゴディはスヌーカにエルボーからブレーンバスター狙い、腰を落としたスヌーカですが、ゴディは強引に持ち上げようとします。スヌーカは持ち上げられながら反転してこれを外して反転してバックに廻り、ロープに押し付けて後方回転エビ固めにいきますがゴディは踏ん張ってスヌーカはダウン、スヌーカはドロップキックで反撃してブロディにタッチ。

ブロディはゴディにビッグブート、ロープに飛ばしてショルダースルー狙いにいきましたがこれはゴディは読んでいてブロディの胸板にキック、ボディスラムからエルボードロップを決めるとブロディを倒して左腕をアームロックに捕らえ、ハンセンも入ってきてブロディにパンチ、スヌーカが助けに入ってきてハンセンにヘッドバットを見舞っていきます。

ここでゴディからハンセンに交代、ゴディがブロディを押さえつけたところにハンセンが脇腹にパンチ、ロープに飛ばして胸板へのエルボーからボディスラム、カバーに入るもブロディはカウント1で返します。ハンセンのエルボードロップはかわされ自爆、ブロディはキックからハンセンの頭部をコーナーマットに叩きつけ、フロント・ヘッドロックで押さえつけて自軍コーナーに来てスヌーカにタッチ。

スヌーカはロープに飛んでのダブル・スレッジハンマーを入れてから首投げ、スリーパーホールドへ。ハンセンは身体を横にして位置をずらして立ち上がりスヌーカのボディにパンチ、ブロディが入ってきてチョップの打ち合い、ハンセンは顔面掻きむしりからゴディに繋ぎました。ハンセンとゴディ、ダブルのエルボー。ゴディはブロディを対角線のコーナーに叩きつけ、さらに攻撃にいこうとしましたが一瞬、間が空いてブロディはゴディのボディにカウンターのキック。

ゴディとブロディはリング中央で手四つ。日本では初対決の両者ですが、アメリカではテキサス州ダラスのフリッツ・フォン・エリックのテリトリーで、ブロディはエリックファミリーの助っ人として、ゴディはザ・ファビュラス・フリーバーズのリーダーとして抗争をしていた間柄です。

ブロディが自軍コーナー近くのロープに詰めるとスヌーカにタッチ、スヌーカはコーナーポストからのパンチ、カンフーチョップ、キックと攻めて首投げ、フィストドロップからスリーパーホールド。ゴディは立ち上がりスヌーカの上体を起こしてロープに飛ばし、キックからパワーボム狙い、そこへブロディが入ってきて自らロープに飛んでのカウンターのビッグブートをゴディの顔面に入れ、場外へ。

場外でスヌーカはゴディをリングに入れましたが、ゴディが反撃に転じロープに飛ばしてからのパワーボムと思いきやドリルアホール・パイルドライバー。カバーに入りますがスヌーカはカウント2でクリア。ここで10分経過。

ブロディを場外に落とし、ハンセンとゴディはスヌーカに2人がかりでのショルダースルーからツープラトンのショルダータックル。ゴディはハンセンにタッチしました。

ハンセンはスヌーカにエルボーからシュミット式バックブリーカー、パンチ、ニーリフトと畳み掛けてゴディに交代、ゴディはヘッドロックからグラウンドへ引き込んでハンセンに繋ぎました。

ハンセンはスヌーカのボディにキックを放ってからロープに飛ばして胸板にエルボー、スリーパーホールドからショルダークローに移行。スヌーカが捕まる時間が長くなりました。ハンセンはコーナーのゴディに膝蹴りを出させてからタッチ、ゴディはヘッドロック。スヌーカはロープに飛ばして後ろ向き、前向きのリープフロッグを見せるとカンフーチョップ、ダウンしたゴディにダイビング・ヘッドバット、これはゴディにかわされ自爆。

ゴディはエルボードロップ、これもスヌーカがかわして自爆、ゴディはスヌーカをロープに飛ばしての魚雷ラリアットからフォールの体勢へ、スヌーカはカウント2で返しました。ここでハンセンに交代、ハンセンはキックを放ってからロープに飛ばしてドロップキック、フォールにいくもカウント2。左腕のサポーターを上げてラリアット予告もスヌーカは切り返してフライング・ボディアタック、ヘッドバットからようやくブロディにタッチ。

ブロディはハンセンにボディスラム、入ってきたゴディにもボディスラム、ロープに飛んでハンセンにビッグブートからフォール、カウント2。バックの取り合いからハンセンがバックドロップを決めてフォールにいきましたがブロディはカウント2でクリア。

ブロディはハンセンのエルボードロップを回転してかわし、そのまま場外へ。ハンセン、ゴディ、スヌーカも他追いかけ場外乱闘、ブロディの仕掛けたドリルアホール・パイルドライバーをハンセンがショルダースルーで返しリングに戻りました。リング内から試合権利のないゴディがハンセンの身体を引っ張ってリング内に入れようと試みるも場外からブロディとスヌーカがハンセンを押さえてリングへ戻さず、17分14秒、試合権利のあるハンセンとブロディが両者リングアウトとなりました。

ハンセンとブロディの絡みはお互いに手の内の探り合いといったところでしたが、両者のぶつかり合いが後楽園の狭い空間で見られただけで超満員の観客は大満足でした。ハンセン&ゴディ組は2戦1勝1両リンの2点、ブロディ&スヌーカ組は1戦1両リンの0点。

セミファイナルの公式戦、ジャイアント馬場&輪島大士組と天龍源一郎&阿修羅・原組の龍原砲の一戦は龍原砲が輪島を攻めきれず、残り1分、輪島の仕掛けた足4の字固めを天龍が耐え30分時間切れ引き分け。馬場&輪島組は1戦1時間切れ引き分けの1点、龍原砲は2戦1勝1時間切れ引き分けで3点。

セミ前の公式戦はジャンボ鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビとマーク&クリスのヤングブラッド兄弟の対戦。谷津にコーナーへ振られたマークはコーナーに素早く乗り、振り向きざまにフライング・ボディアタック。しかしこれを受け止めた谷津はカウンターのパワースラムを決め9分52秒、谷津が片エビ固めでマークからフォール勝ち。五輪コンビは2戦2勝、無傷の4点、ヤングブラッド兄弟は2戦2敗の0点。

ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組vsアブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組の公式戦。ファンクスとブッチャーが日本で6年7か月ぶりに対戦。このカードは70年代終盤〜81年序盤であれば後楽園ホールならメインイベントのカードですが、そこは1度引退したテリーと出戻りブッチャーとあって後ろから4つ目に組まれたのは仕方のないところ。          

ブッチャーは五寸釘でテリーの左耳を攻撃し流血させましたが怒ってる観客はほとんどおらず、かつての名シーンを楽しんでいたようで、テリーもやられながらもどこか嬉しそうでした。テリーはドリーがリングに投げ入れたイスを使ってブッチャーを攻撃。これを制止するレフェリーに対しても3度にわたって暴行を加え9分32秒、ブッチャーがテリーに反則勝ち。ブッチャー&TNT組、ファンクス共に2戦1勝1敗の2点。

公式戦外の試合では全日本プロレス本隊対国際血盟軍、タイガーマスク&仲野信市組vsラッシャー木村&鶴見五郎組は11分14秒、両チームリングアウトの引き分け。

トム・ジンク&ザ・ターミネーター組は天龍同盟のサムソン冬木&川田利明組と対戦、10分10秒にジンクが相手を肩車に担いで前方に倒れこむ技、フロントフリップ(リッキー・フジのカミカゼ、ダニー・クロファットのカナディアン・ロッキーバスターと同じ技)から川田を体固めに降しました。
  
ザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組は渕正信&永源遙組と対戦、8分47秒、カブキが永源を首固めで破り、マイティ井上&寺西勇組vsハル薗田&高木功組は13分25秒、逆さ押さえ込みで寺西が薗田からフォール勝ち。私が薗田を見たのは残念ながらこれが最後となってしまいました。

第1試合は百田光雄と小川良成のシングルマッチ、8分58秒、回転エビ固めで百田が勝っていますが、小川が2024年まで現役で第一線で活躍し続けている選手になるとはこの時は思いもしなかったです。

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