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2026年03月06日07:09

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【特別編】マイティ井上さん追悼(210)

87年「創立15周年記念チャンピオン・カーニバル」終了後、全日本プロレスはシリーズオフに日本人選手、というより全日本、ジャパンプロレス、国際血盟軍による単発興行「三軍対抗チャンピオンズ・ナイト」を5月1日後楽園ホール(全日本主催)、5月9日長野市民体育館(ジャパン主催)を開催しています。 

第1戦後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,200人満員発表)大会、平日金曜日開催、GW前でしたが、私は何とか会場に駆け付け後半戦から生観戦することが出来ました。

メインイベントは全日本対ジャパン、ジャンボ鶴田&輪島大士組と谷津嘉章&仲野信市組の一戦。ジャパン分裂によりベテラン勢をおいて実質ナンバー2に格上げされた仲野は懸命のファイトを見せました。仲野は鶴田にフライング・ボディシザース・ドロップにいきましたが鶴田はこれを受け止め、トップロープに仲野の首を打ちつけて(13分24秒、鶴田が片エビ固めで仲野をフォール。鶴田はいつも自分がやられて負けているパターンで仲野を倒しました。

セミファイナルは全日本対国際血盟軍、天龍源一郎と阿修羅・原の一騎討ち。両者は原が国際プロレスが崩壊して全日本プロレスに移って来た81年10月から何度も闘ったりタッグを組んでおり、原の失踪、復帰後は敵対関係にありました。両者のシングル対決は前86年4月12日、熊本市体育館でのUNヘビー級王座決定リーグ戦で天龍が丸め込みで勝って以来。

両者のプロレスはお互いに攻めて、受ける痛みの伝わる真っ向勝負。原は国際血盟軍でヒールサイドにいるとは言え、試合で凶器を使うことなどなくダンプガイと言われた頑丈な肉体で勝負を挑んでいきます。

天龍は原にラリアットを決め、原がロープにもたれかかったところへもう一発ラリアットにい来ましたが、原が膝を上げた為天龍の急所を直撃。これが原の反則に取られ、16分46秒、天龍の反則勝ち。

前86年7月に大相撲佐渡ヶ嶽部屋から全日本プロレスに入団した元幕下琴天山のビッグ・ジョン・テンタのデビュー戦が行われました。師匠ジャイアント馬場とのタッグで国際血盟軍のラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦。  

テンタは学生時代にアマレスの王者になっただけのことはあり、外国人力士特有の腰高、細足ということはなく、どっしりとした安定感のある下半身の持ち主。

R木村と鶴見は2人がかりでテンタを攻撃。そこへ馬場が入りR木村を場外に落とし場外戦となる間に、リング内でテンタが鶴見をカナディアン・バックブリーカに担ぎ上げました。しかし試合権利のあるのはR木村の方で、馬場のアシストでリングへ戻れず11分43秒リングアウトでテンタがR木村にリングアウト勝ち。テンタはデビュー戦を白星で飾りました。

馬場へ挑戦を表明しパキスタンより来日した「バンドー空手」の使い手、ラジャ・ライオンが登場、師匠のプリンス・ゼンノアベデンと公開スパーリングを行いました。226cmの長身のラジャがリングに上がると滅多なことでは驚かない後楽園ホールのコアな観客から大きなどよめきが起きましたが、蹴りのスピードと威力については正直?な部分がかなりありました。

ザ・グレート・カブキに川田利明が挑んだシングルマッチは10分、ラリアットからの片エビ固めでカブキの完勝。

第4、5試合は全日本対ジャパン、タイガーマスクと栗栖正伸のシングルマッチは8分48秒、ダイビング・ボディプレスからの片エビ固めでタイガーマスクの勝利。石川敬士&高木功組vs寺西勇&永源遙組は20分時間切れ引き分け。ちなみにこの4人は格は違えど全員が大相撲出身、石川が花籠部屋(幕内)、高木が高田川部屋(十両)、寺西と永源は同じ立浪部屋で幕下止まりでした。

マイティ井上と渕正信のシングルマッチは12分23秒両者リングアウトの引き分け。大熊元司vsハル薗田のシングルマッチは11分59秒、大熊がレフェリーの目を盗んで薗田の急所へヘッドバットを決める反則プレイからのエビ固めでフォール勝ち

第1試合の百田光雄と小川良成のシングルマッチは百田の逆片エビ固めで小川が左ヒザを負傷、11分9秒、百田光のレフェリーストップ勝ちとなりました。

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