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2026年02月20日07:05

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週プロ流智美あの日あの時予想2025年総括(45)

第416戦、11月19日発売号●【予想】猪木、ルスカ側に寝返った師匠ゴッチの面前で宿敵パターソンを破る、アントニオ猪木vsパット・パターソン(76年新日本プロレス寝屋川市市民体育館)【正解】シリーズ主役の座が不沈艦から大巨人に移行、第2回MSGタッグ・リーグ戦開幕戦、猪木&藤波辰巳組vsアンドレ・ザ・ジャイアント&レネ・グレイ組(81年新日本プロレス志木市民体育館)

【参考】 2014年11月19日発売号は選手名鑑号の為、休載。

【予想解説】 76年「闘魂シリーズ第2弾」開幕戦、10月29日福生市民体育館大会はテレビ生中継。メインイベントは猪木とパターソンのシングルマッチ60分1本勝負。開幕戦から猪木は外国人側エースといきなり一騎討ち。

パターソンはねちっこいグラウンドレスリングを見せ、猪木と互角以上に渡り合いました。キーロックで猪木を痛めつけて主導権を奪いましたが猪木もダブルアーム・スープレックスで反撃。両者場外にもつれ、12分22秒、両者リングアウトの引き分けとなり決着はつかず。

猪木は「闘魂シリーズ第2弾」の最終戦、12月9日蔵前国技館でプロレススタイルに変貌した「オランダの赤鬼」ウィリエム・ルスカと「格闘技世界一決定戦」で再戦することが決定していました。

シリーズ中盤からルスカが来日しましたが、このシリーズ前半戦を欠場して南アフリカ共和国に遠征していた坂口征二にセコンドで帯同していたカール・ゴッチが坂口と一緒に来日、何と猪木の対戦相手であるルスカのコーチを買って出ました。

驚く猪木、11月19日大阪・寝屋川市民体育館大会この日のテレビ生中継はダブル・メインイベント。

ダブルメイン第1試合は南アから帰国してから初のテレビ登場となる坂口がS小林との北米タッグ王者コンビ、パワー・ファイターズ復活でイワン・コロフ&リッキー・ハンター組と対戦する60分3本勝負。

1本目は15分34秒、S小林がハンターを体固め、2本目、これまで上位陣に負け続けてきたハンターが曲者ぶりを発揮、1分41秒、S小林を速攻の後方回転エビ固めで丸め込んでカウント3を奪いました。決勝の3本目、場外で坂口がコロフに背骨を鉄柱に打ち付けられて立ち上がれず、6分3秒、コロフが坂口にリングアウト勝ち。ハンターの金星もあり、北米タッグ王者コンビの坂口&S小林組が2−1で敗れてしまいました。

ダブルメイン第2試合は猪木とパターソンのシングルマッチ60分1本勝負。リングサイド最前列にはルスカとゴッチが揃って陣取り、猪木に熱い視線を浴びせています。

猪木とパターソンは今シリーズ、開幕戦の10月29日福生大会と11月14日倉吉大会と2回シングルで対戦しいずれも両者リングアウトと決着つかず。

ルスカと、まさかのルスカ側に寝返ったゴッチの姿を見て猪木の闘志に火が着いたか。しかし相手はねちっこさが売りの百戦錬磨のパターソン。カッとなると墓穴を掘りかねない相手。パターソンは猪木にキーロックを見せて自らの身体を回転させての攻撃。

猪木は一瞬の隙を見逃しませんでした。パターソンがキーロックをかけたままローリングしたところ上から抑え込んでのエビ固め、10分9秒、カウント3が入り猪木のフォール勝ち。

このフィニッシュはこれより4年前の72年10月10日大阪府立体育会館で、ゴッチ所有の実力世界一のベルト、世界ヘビー級王座を賭けての猪木の防衛戦で、ゴッチが猪木からフォールを奪ったエビ固めと同じフィニッシュでした。

猪木が意識していたのはルスカよりゴッチ。「ゴッチさん、見たか!」と言わんばかりの絶妙の丸め込みで難敵パターソンから今シリーズ初のピン勝ちを奪いました。

【正解解説】5月のアブドーラ・ザ・ブッチャー新日本プロレス移籍に端を発し、史上空前のレスリング・ウォーとなった81年新日本プロレスの最終シリーズ「第2回MSGタッグ・リーグ戦」は11月20日埼玉県志木市民体育館のテレビ生中継で開幕。
 
参加チームは猪木&藤波辰巳組、スタン・ハンセン&ディック・マードック組のテキサス・ロングホーンズ、アンドレ・ザ・ジャイアント&レネ・グレイ組、坂口征二&木村健吾組、キラー・カーン&タイガー戸口組、ラッシャー木村&アニマル浜口組、長州力&谷津嘉章組、パット・パターソン&バッドニュース・アレン組、アファ・アノアイ&シカ・アノアイのザ・サモアンズ1&2号、カネック&スーパー(スペル)・マキナ組の10チーム。

中盤戦特別参加がハルク・ホーガン、終盤戦特別参加がダスティ・ローデス、ローラン・ボック。

「タッグ屋」が少ない新日本プロレスらしく第1回と同じチームは一つもありません。参加10チームによる総当たりリーグ戦45分1本勝負で○勝ち5点、◇☆□反則勝ち、リングアウト勝ち、不戦勝4点、△引き分け2点、●◆★■負け0点で、上位2チームが12月10日大阪府立体育会館で優勝決定戦を行います。

開幕戦メインイベントは公式戦、猪木&藤波辰巳組の師弟コンビがアンドレ&グレイ組が対戦、アンドレのパートナーであるグレイはフランス系カナダ人ですが、第1回のザ・ハングマン(ネイル・グアイ)よりは弱体と言われていました。

試合は猪木と藤波が2人がかりのボディスラムでアンドレを投げて観客席からは大きなどよめきが起きました。

試合権利のある藤波とグレイが場外乱闘となり、猪木が救援に場外に降りようとしたところをアンドレがリングに入ってきてこれを阻止している間にレフェリーのカウントが進み、13分53秒、両チームリングアウトの引き分け。猪木&藤波組は2点、アンドレ&グレイ組も2点発進です。

セミファイナルはKカーン&戸口組とハンセン&マードック組の公式戦、ハンセンが場外で戸口にウェスタン・ラリアートを見舞い、8分9秒、ハンセンが戸口にリングアウト勝ち。ハンセン&マードック組は4点、Kカーン&戸口組は0点。

セミ前は長州&谷津組がサモアンズ1&2号との公式戦。6月24日蔵前国技館での日本デビュー戦では猪木と組んでハンセン&アブドーラ・ザ・ブッチャー組と対戦、ハンセン&ブッチャーに流血させられいいところなく終わった谷津はこの日が日本での再スタートマッチ。

アメリカ再修行で心機一転した谷津は4分6秒、サモアン1号を前方回転エビ固めでフォールし国内初自力勝利を挙げて長州&谷津組は5点、サモアンズは0点。

この日の「ワールドプロレスリング」生中継は上記3試合が放送されました。

※対戦成績は416戦64勝352敗、勝率154。
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