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2025年12月11日07:18

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【特別編】マイティ井上さん追悼(181)

全日本プロレス87年1月17日徳山市体育館での長州力の「藤波(辰巳)と闘いたい」(正確には藤波「とも」の意であり、ジャンボ鶴田、天龍源一郎ら全日本プロレス所属選手の中に藤波の名前を入れていたに過ぎず、そのあたりは日本テレビ、全日本プロレスに一応は配慮しているのと、今後の自分の思惑をカムフラージュしている、その両方であると思料)発言を受けた藤波辰巳は早速反応し、新日本プロレスの「ニューイヤー・ダッシュ87」最終戦、2月5日両国国技館のリングサイド席を用意するから、長州よ会場に来いとアピール。

この日全日本プロレスは「創立15周年記念新春ジャイアント・シリーズ」最終戦、札幌中島体育センター大会が行われ、長州は谷津嘉章と組んで鶴田&天龍組とのインターナショナル・タッグ王座を賭けた二番勝負の第2戦を行うことになっており、まず両国に来ることはないと思われましたが、何が起きるかわからないのがプロレスという世界です。

1月24日横浜文化体育館(テレビ生中継、観衆4,350人満員発表)大会では長州&谷津組と鶴田&天龍組によるインターナショナル・タッグ選手権試合二番勝負初戦が行われました。生中継とあって試合開始は午後6時。私はこの興行は会場で生観戦しています。 

鶴田と谷津が場外乱闘となっている間に、天龍が長州をロープに振り攻撃をしようとした瞬間、レフェリーのタイガー服部が天龍の前を横切り、服部の動きに視界を遮られたが天龍が気を取られたところへ長州がリキラリアットを叩き込みフォール。服部はカウント3を数え、17分56秒、長州が片エビ固めで天龍を降し、長州・谷津組がタイトル8度目の防衛に成功。二番勝負はジャパンプロレス軍団の先勝となりました。

抗議する鶴田、天龍に全日本のセコンド。だが判定は覆らず、ジャパンに加担した故意のムーブか?単なる服部のポジショニングの悪さか?物議をかもしたレフェリングでスッキリしない結末となっています。

セミファイナルは前86年11月1日、石川県七尾総合市民体育館以来のシングルマッチとなる輪島大士とタイガー・ジェット・シンの2度目の一騎討ち。

輪島がシンへ得意の2段式ネックブリーカードロップ(ラリアットを決めてからそのまま離さず相手の頭部を揺さぶって叩きつける)を決めフォールに入ったところセコンドのア・シークが乱入、輪島を攻撃した為。7分44秒、輪島の反則勝ちとなりました。

タイガーマスク&石川敬士組とカート・ヘニング&フランク・ランカスター組は5分39秒、両チームリングアウトの引き分け。
     
全日本対国際血盟軍6人タッグマッチ、ジャイアント馬場&ザ・グレート・カブキ組に1月2日、後楽園ホール大会の夜に不整脈の症状で慈恵医大病院に入院し、欠場、復帰した川田利明組とラッシャー木村&阿修羅・原&鶴見五郎組と対戦、6分17秒、原がヒットマン・ラリアットからの体固めで川田を撃破、国際血盟軍に軍配が上がりました。

キラー・カーン&ヒロ斉藤組はジャパンの栗栖正伸&仲野信市組と対戦、7分52秒、ダイビング・セントーンからの片エビ固めでH斉藤が栗栖を破りKカーン&H斉藤組の勝利。このチームもなかなか面白いと思います。

全日本対ジャパン6人タッグマッチ、大熊元司&渕正信&ハル薗田組vsアニマル浜口&小林邦昭&永源遙組は8分13秒、浜口が首固めで薗田を破りました。

マイティ井上&佐藤昭雄組というレスリングマスター同士のタッグチームが実現、ア・シーク&ネルソン・ロイヤル組というこれまた渋いチームと対戦、7分47秒、M井上がロイヤルを回転エビ固めで降しました。
   
全日本対ジャパン、小川良成と保永昇男のシングルマッチは6分28秒、変型バックドロップからの体固めで保永の勝利。第1試合のジャパン若手対決、笹崎伸司と佐々木健介のシングルマッチは6分39秒、逆エビ固めで先輩の笹崎がギブアップ勝ちを収めました。
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