全日本プロレス86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第7戦、序盤戦の最大のヤマ場、11月28日札幌中島体育センター(テレビ収録、観衆4,900人満員発表)大会。
この日は後半戦の優勝争いに大きく影響してくる2大公式戦が組まれました。メインイベントは前年度優勝、PWF世界タッグ王者チーム、スタン・ハンセン&テッド・デビアス組とインターナショナル・タッグ王者チームであるジャパンプロレスの長州力&谷津嘉章組が激突。
両チームの対戦は、前85年12月12日日本武道館での最強タッグ公式戦で30分時間切れ引き分け、4月12日熊本市体育館では長州&谷津組がハンセン&デビアス組のPWF世界タッグ王座に挑戦、18分24秒にハンセン&デビアス組の反則勝ちとなっています。
デビアスがハンセンとのツープラトンのショルダータックルで谷津を場外に落とし、場外に降りてエプロンの長州を捕まえて右ヒザへ椅子攻撃。そこへ救援に入った谷津をデビアスが捕まえ、ハンセンが助走をつけて攻撃にいこうとしたところ、谷津に咄嗟にかわされて同士討ち。すかさず谷津がリングに飛び込み11分2秒、試合権利のある谷津がデビアスにリングアウト勝ち。
長州&谷津組がハンセン&デビアス組から初勝利を挙げて貴重な勝ち点2追加、3戦2勝1敗の4点、ハンセン&デビアス組も同じく3戦2勝1敗で4点。
セミファイナルの公式戦は全日本伝統の師弟混戦対決、ジャンボ鶴田&天龍源一郎組とジャイアント馬場&タイガーマスク組の一戦。鶴田が師匠馬場とチームを分けて参戦するようになってから4回目のリーグ戦、馬場のパートナーはヘビー級に転向して日の浅いタイガーマスクとは言え、鶴龍コンビの手の内を知り尽くしているだけに、ノラリクラリと時間切れに持ち込まれることは避けなければなりません。
馬場が鶴田を押えたところへ、タイガーマスクがトップロープからのダイビング・ボディアタック、しかし鶴田は受けながら体を入れ替えて逆に押さえ込み18分38秒、片エビ固めでフォール勝ち。鶴田&天龍組は3戦3勝の6点で単独首位に。馬場&タイガーマスク組は2戦1勝1敗となりました。
ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組はジャパンのアニマル浜口&寺西勇組と対戦、9分50秒、テリーが寺西のダイビング・ボディアタックを切り返して片エビ固め。
リック・マーテル&トム・ジンク組と石川敬士&渕正信組は10分55秒、マーテルがエプロンからトップロープ越しのスワンダイブ式ダイビング・ボディプレスで渕を体固めでフォール。
キラー・カーン&テリー・ゴディ組は大熊元司&サムソン冬木組との一戦が組まれ、10分46秒、ゴディがラリアットから大熊を体固め。
ジャパン対カルガリー・ハリケーンズ&国際血盟軍混成チーム、6人タッグマッチ、小林邦昭&永源遙&仲野信市組vsスーパー・ストロング・マシン&阿修羅・原&ヒロ斉藤組は10分35秒、マシンが永源をダイビング・ヘッドバットからの体固めに降し、国際血盟軍&ハリケーンズ混成チームに軍配が上がりました。
全日本対国際血盟軍、マイティ井上&ハル薗田組とラッシャー木村&鶴見五郎組は12分14秒、R木村がラッシング・ラリアットから薗田を体固め。公式戦エントリーチームは公式戦外では強さを発揮し6人タッグも含めて全勝でした。
全日本対ジャパン、百田光雄と保永昇男の職人対決は10分46秒、回転エビ固めで保永の勝利。ジャパン同士の栗栖正伸と佐々木健介のシングルマッチは7分7秒、オクラホマ・スタンピートからの片エビ固めで栗栖の完勝。健介はまだ栗栖には通じませんでした。
第1試合の全日本対ジャパン若手対決、小川良成vs笹崎伸司のシングルマッチは7分22秒、ジャーマン・スープレックスホールドで笹崎が小川を退けています。
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