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2025年11月13日07:12

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【特別編】マイティ井上さん追悼(153)

全日本プロレス86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第2戦、11月23日後楽園ホール(観衆2,800人超満員発表)大会。この日はジャパンプロレスヘの売り興行でノーテレビ。私は前日の開幕戦に次いで会場にて生観戦しました。

この日は公式戦は1試合、因縁の遺恨対決、長州力&谷津嘉章組とキラー・カーン&テリー・ゴディ組の一戦がメインイベントで組まれました。

前日の開幕戦ではアジア・タッグ王者チームのスーパー・ストロング・マシン&阿修羅・原組に豪快なフォール勝ちを収め、幸先の良いスタートを切った長州&谷津組はKカーン&ゴディの反則暴走を誘導して連勝したいところ。
 
しかし、結果は裏目に出ました。長州がKカーンをサソリ固めに決めたところへゴディがカットに入り、長州を場外に落とし場外戦に。その間に試合権利のない谷津がKカーンヘ逆エビ固めを決めると、ゴディがリングに戻り2人がかりで谷津を攻撃。そこへ長州が椅子を持ってリングに戻り、Kカーンとゴディへ椅子攻撃。制止するレフェリーも場外に投げ落とし11分52秒、試合権利のある長州がKカーンに反則負け。

カッとなった長州は墓穴を掘って自分が暴走してしまい、手痛い黒星、長州&谷津組、Kカーン&ゴディ組共に2戦1勝1敗の2点。

前年度優勝チーム、スタン・ハンセン&テッド・デビアス組はこの日も公式戦はなくリック・マーテル& トム・ジンク組とセミファイナルのスペシャルマッチで対戦、ハンセンはマーテルにとってAWA世界ヘビー級王座を奪われた因縁の相手。試合は9分51秒両チームリングアウトの引き分けとなりました。公式戦なら波乱ですが、ハンセン&デビアス組が相手の手の内を探った試合でした。

ジャパン参入前の全日本プロレスの古き良き時代がフラッシュバックしてきそうなオールドスクールタイプの6人タッグマッチ、ジャンボ鶴田&天龍源一郎&サムソン冬木組とドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク&タイガーマスク組の一戦はドリーが16分54秒逆さ押さえ込みで冬木を丸め込み、ファンクス&タイガーマスク組の勝利。

世界ジュニア・ヘビー級選手権試合、王者カルガリー・ハリケーンズのヒロ斉藤にジャパンの小林邦昭が挑戦。小林は9月11日後楽園ホールでH斉藤の同王座に挑戦するもジャーマン・スープレックスホールドの前にフォール負け。

10月16日山口県下関市体育館でミスター・オリンピア(ジェリー・スタッブス)との次期挑戦者決定戦で6分52秒、得意のフィッシャーマンズ・スープレックスホールドでこれを降し、10月27日新潟市体育館でH斉藤のベルトに挑戦が決まりましたが、10月21日両国国技館で膝を負傷、左膝靭帯損傷と診断され以後の試合を欠場、小林の代わりにポール・ダイヤモンドが挑戦。H斉藤がダイヤモンドを9分44秒、ジャーマンで破り3度目の防衛を果たしていました。

それだけに小林にとってはリベンジマッチ、小林はツームストン・パイルドライバーからH斉藤の左腕と首を固めての新型フィッシャーマンズ・スープレックスホールドを決め15分11秒、フォール勝ち。公式発表の決まり手は「新型網打ち原爆固め」でした。ベルト移動で小林がタイトルを獲得、第2代王者となっています。

全日本対国際血盟軍&カルガリー・ハリケーンズ混成軍6人タッグマッチ、ジャイアント馬場&石川敬士&ハル薗田組vsラッシャー木村&スーパー・ストロング・マシン&阿修羅・原組の一戦、R木村とマシンは初タッグ結成。13分35秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックからの片エビ固めで薗田を降し、国際血盟軍&カルガリー・ハリケーンズ混成軍の勝利。
       
全日本対ジャパン、マイティ井上&大熊元司組とアニマル浜口&寺西勇組は11分14秒両チームリングアウトの引き分け。ジャパン対国際血盟軍、栗栖正伸と鶴見五郎のシングルマッチは9分8秒、ドリルアホール・パイルドライバーからの片エビ固めで鶴見のフォール勝ち。
         
第1、2試合はいずれも全日本対ジャパン、渕正信&百田光雄組と保永昇男&仲野信市組は10分6秒、回転エビ固めで保永が百田にフォール勝ち。小川良成と笹崎伸司の若手対決は7分26秒、逆エビ固めで笹崎がギブアップ勝ちを収め、ジャパン軍が連勝しています。
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