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2025年10月05日07:34

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【特別編】マイティ井上さん追悼(114)

全日本プロレス86年「サマー・アクション・シリーズ」終盤戦、7月26日、金沢・石川県産業展示館(テレビ生中継、観衆4,700人超満員発表)大会。タニマチの豊富さと営業力では定評のあるジャパンプロレスの永源遙の地元プロモート興行とあって超満員の観客を動員しました。

メインイベントはシリーズ開幕前に物議を醸したスタン・ハンセンのAWA世界ヘビー級王座に天龍源一郎が挑戦。天龍のUNヘビー級のベルトは賭けられていないところを見るとまだUNの扱いはPWFヘビー級、インターナショナル・ヘビー級より下でした。

ハンセンが天龍にウェスタン・ラリアットを見舞いましたが残念ながらロープ際、両者もつれて場外に転落、両者乱闘となりリングに戻ろうとした天龍の足をハンセンが引っ張って12分8秒、両者リングアウトの引き分けでハンセンのタイトル防衛。結果を見ればいつもの両リン試合ですが、今までハンセンのラリアットの前に沈み続けてきた天龍が初めてシングルマッチのタイトル戦で「負けないで」終わった試合で、天龍のポジションが上がったことを証明した試合でした。

セミファイナルは長州力&谷津嘉章組とキラー・カーン&スーパー・ストロング・マシン組のノンタイトル戦(45分1本勝負)。7月21日、ノーテレビだった福岡スポーツセンターでのインターナショナル・タッグ選手権試合と同一カードによる再戦。

先の「スーパー・パワー・シリーズ」でも長州&谷津組vsマシン&高野俊二組のカードを5月19日、愛知県体育館でのインターナショナル・タッグ選手権試合がノーテレビで同じ週の5月24日、沼津市民体育館からの生中継で同じようにセミファイナルでノンタイトル戦(Kカーンの反逆乱入によるノーコンテスト)が組まれていますが、やはり新日本プロレスからの移籍組だけによるタイトルマッチのテレビ中継は「庇を貸して母屋を取られる」ようなものであり、馬場も松根光雄社長も良しとしなかったのでしょう。

長州がKカーンへサソリ固め。そこへマシンが入り、フライング・ラリアットでカット。さらにロープを持ち出し首絞め攻撃を続け12分58秒にKカーン&マシン組の反則負けとなりました。

ジャンボ鶴田&タイガーマスク組とテッド・デビアス&ピート・ロバーツ組、三沢タイガーとデビアスの興味深い組み合わせは7分57秒、鶴田がバックドロップからロバーツを体固めに決めて鶴田&タイガーマスク組の勝利。

ブラッド・アームストロングは保永昇男を2分25秒、河津落としからの片エビ固めで破り、ザ・グレート・カブキは大熊元司を5分2秒、正拳突きからの体固めで撃破。このあたりはテレビ生中継とあってサクサクと試合が進行していきます。

全日本対国際血盟軍、ジャイアント馬場&石川敬士&マイティ井上組vsラッシャー木村&阿修羅・原&鶴見五郎組は7分46秒に両チームリングアウトの引き分け。ザ・デストロイヤーはハル薗田に7分31秒、足4の字固めでギブアップ勝ち。

地元とあって出場試合限定の永源も試合に出場、寺西勇と組んで全日本のサムソン冬木&渕正信組と対戦、8分51秒、寺西が逆さ押さえ込みで渕からフォール勝ち。第1試合の全日本対ジャパン、小川良成と仲野信市の若手対決は6分16秒、仲野がキャメルクラッチ(ラクダ固め)でギブアップ勝ちを奪いました。

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