出立前日。
どうにも眠れない祷姫奈は、階下にいるはずのアリアのところへ向かった。アリアは祷姫奈に気づくと微笑んで「どうしたの?」と聞いてくる。「なんか眠れなくて・・・・」と苦笑すると「そうよね・・・・」と返してくる。
祷姫奈「お母さんも出発前日は眠れなかった?」
アリア「そうね。おかあさんはまだ宏樹さんがいたからまだいいけれど・・・・」
確か・・・・前の旦那さんだったっけ?と記憶している。
アリア「祷姫奈にはいないの?そういう人?あ、もしかして博人さんが・・・・」
祷姫奈は「あはは・・・・実は・・・・」と照れた。だがしかし、リリアンナに譲れる程度の好きだし、とくに問題はないが----------------------
タルダロス「俺が慰めてやろうかぁ?うぁははははは!!」
絶対お断りである。というか、さっき部屋に戻るまで酔いつぶれていなかったか?いつの間におきたのだろうか。
タルダロス「姫さんよ。アリア様の娘って事でだいぶ注目されちまってるがよぉ、堂々と行ったらいいんだぜ?」
そんな事言われても。というか酔ってる割に、マトモな事いいだしたな?と驚く祷姫奈。
祷姫奈「どうしよ・・・・フリステスでもこんなだったら・・・・」
タルダロス「そんなの勝負しかけてきた奴らを片っ端から倒しちまえばいいって。大丈夫。姫のオーラはそんな一般人に全然負けるもんじゃねぇって。律音ちゃんにも引き分けたんだろ?」
そうなのだ。VRANO=METRIAと引き分けてしまったものだからきっといじめられる・・・・。勝負させられると思っているが・・・・まぁ確かに、母親譲りの音楽の女神のオーラがあれば普通は負けない筈である。
祷姫奈「・・・・そうですよね・・・・がんばらなきゃ。じゃあおやすみなさい」
そう言うと、2階の自室に戻って今度こそ眠った。
アリア「ありがとうタルダロスさん。元気づけていただいて。でも意外な人が意外なコメントしましたね」
タルダロス「アリア様ひどっ」
あとは・・・・輝莉と空港で待ち合わせて一緒に向かうだけだ。果たしてうまくやっていけるのだろうか・・・・??
-----------------------------------------------SCENE3へ-----------------------------------------
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