翌週、祷姫奈の学校では卒業式が執り行われた。
1人1人、名前を呼ばれ、檀上の校長から卒業証書を受け取る。
祷姫奈の名前が呼ばれ、卒業証書を受け取るふと証書を見ていると、あきらかに手書きで、
『イギリスでも頑張ってこい!! 校長より』と末尾に書かれていた。祷姫奈はもう1度校長に向かって頭を下げると、檀上から降りて自分の席へ。
卒業式が終わると、教室ではジュースとお菓子で2次会と称して話をしていた。
祷姫奈は(卒業かぁ・・・・もう会う事もない子もいるんだろうなぁ・・・・)
通常過程で3年。成績優秀者は院生過程で2年。もし院生過程まですすんだら5年あるのだ。
5年後という事は・・・・17歳か。皆それぞれの道にすすんでいるだろう。
・・・・もう会う事もない子もたくさんいるかもしれない。少なくとも、このクラスは同窓会もあるとおもうので会える子もいるだろうが・・・・。
「ときちゃん、どったの?しんみりしちゃって?」
「まぁ卒業だもんねー。でもほとんどおなじ中学------------------」
その中学には・・・・祷姫奈は・・・・いない-------------------
「でも同窓会とかあるんだし!!それに夏休みと冬休みはあるんでしょ?帰ってきなよ。連絡くれれば一緒に遊ぶしさ」
祷姫奈「ありがとう2人共・・・・」
リリアンナと愛乃亜の次に親しかった女の子がそう声をかけてくれる。
「どうした観月?ああ、もう卒業したら中学には上がらないんだもんな・・・・」
次にはクラスでもリーダー格だった男の子が話しかけてきた。
祷姫奈「うん。いままでありがとう」
「夏休み冬休みに帰ってきたときは声かけろよな!!男子も呼ぶからさ」
祷姫奈「あ、うん。ありがとう」
「それじゃあしんみりした最後もいいだろうけど、今日は騒ごうぜ!!なんか皆の為に1曲歌ってくれよ!!」
「あんたが祷姫奈の歌聞きたいんじゃないの?」
「は!?まぁ聞きたいけどちげぇし!?」
そう言って男子の輪の中に戻っていった。
リリアンナ「あんなこといってますが、彼が祷姫奈に気があるのは割とウワサですわよ」
祷姫奈「え、そうなの?」
愛乃亜「みたいだねぇ」
ふーん。そうなのか・・・・と思う。祷姫奈も嫌いではないし、どちらかというと---------------------
祷姫奈「んじゃ、リクエスト通り、1曲うたってきますかー!!」
というと、クラス中大騒ぎ。オーラ全開で数曲歌った。
そんなこんなでバカ騒ぎを終えた夜-------------------------
------------------------------------------SCENE8へ------------------------------------------
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