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2025年07月24日07:17

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(102)

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プロレスリング・ノア08年9月27日大阪府立体育会館でのワンナイト興行「GREAT VOYAGE '08in Osaka」観客は3,300人発表と厳しい数字。

当時府立の第一を満員にするのは至難の技で新日本プロレスか関西を拠点とするドラゴンゲートが満員に出来るぐらいで、ドラゲーは年1回だから可能という訳です。

セミ前では、丸藤正道&リッキー・マルビン組と第2回日テレ杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦の覇者、KENTA&石森太二組が今日では珍しくなった60分3本勝負で対戦しています。

1本目はマルビンのサンタマリア→丸藤のポールシフトの連係というドライバー系の大技を立て続けにくらったKENTAが丸藤にフォール負け。2本目、KENTAは丸藤にタイガースープレックスからグラウンド式の腕決め卍固めを決めてギブアップさせ、1-1のタイスコアに。

決勝の3本目は石森が鮮やかなメキシカンロールにマルビンを丸め込みカウント3。石森は先輩のマルビンから初のフォール勝ち。2-1でKENTA&石森組が勝利し、リーグ戦優勝チームの面目を保ちました。

試合後、シングルでの対戦を要求したKENTAに丸藤は握手で応え、次期ツアー最終戦、10月25日、日本武道館で両者のシングルマッチが決定しました。

06年10月29日日本武道館でGHCヘビー級のベルトを賭けて対決し、同年の東スポプロレス大賞年間ベストバウトに選ばれた両者のシングル戦(丸藤がポールシフトで勝って防衛)は2年間「寝かされて」いた黄金カードでした。

丸藤は翌日の28日全日本プロレスの横浜文化体育館で土方隆司の持つ世界ジュニア・ヘビー級選手権に挑戦を控えていました。

KENTAは次期ツアーの10月13日、広島県立総合体育館グリーンアリーナでブライアン・ダニエルソンのGHCジュニア・ヘビー級選手権に挑戦することが決定していました。

果たして、両雄の対決がダブル・タイトル戦となるか?その動向が大いに注目されています。

08年9月27日セミファイナルはノアvs新日本プロレスのジュニア対決。金丸義信&鈴木鼓太郎組の持つGHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権に裕次郎(高橋裕二郎)&内藤哲也組の「NO LIMIT」が挑戦。

ノアと新日本プロレスとの絡みは05年7月18日東京ドームでの力皇vs棚橋のGHCヘビー級選手権試合以来3年2か月ぶり。

ジュニアの争いでは04年7月10日同じ東京ドームで、獣神サンダー・ライガーが金丸に敗れGHCジュニア・ヘビー級王座から転落した一戦以来実に4年2か月ぶりとなりました。

試合は一番最後の金丸のコールが終わっていきなり挑戦者チームのNO LIMITが突っかかっていきました。

早速ダブルの連係プレーを見せる裕次郎と内藤。ダウンした鼓太郎に裕次郎のギロチンドロップと内藤のその場飛びスワントーンボム。

昔から攻めの新日本、受けの全日本と言われていましたが、馬場の全日本プロレスの流れを組むノアも同じです。中盤になると王者組が反撃を開始。鼓太郎のローリング・ソバットが場外で裕次郎に炸裂。

リングに戻ると鼓太郎は裕次郎をアトミックドロップの要領で担ぎ上げ、内藤めがけて放り投げました。すると内藤が裕次郎をパワーボムで叩き付けた形になりました。キャリアで勝る鼓太郎の絶妙なインサイドワークです。

若さと体力では王者組を上回る挑戦者組は、裕次郎がラリアットで鼓太郎を、内藤がフライング・フォアアームを金丸に決めていきます。鼓太郎の内藤へのファンネル(619)狙いは裕次郎がスピアーで阻止。

しかし、試合運びではベテランの王者チームに一日の長があり、金丸が肩車した内藤に鼓太郎がダブルインパクト式の掌底アッパーを決めると最後は金丸が垂直落下式ブレーンバスターからタッチアウトを内藤に決め、21分18秒、片エビ固めでフォール勝ち。金丸&鼓太郎組が王座初防衛に成功しています。

この試合の直前の「東京スポーツ」に、新日本プロレスの翌09年1月4日東京ドーム大会にノア勢の参戦の記事が掲載され、これをきっかけにノアと新日本プロレスは再び対抗戦の狼煙が上がりました。

メインイベントは佐々木健介にモハメドヨネが挑戦したGHCヘビー級選手権試合。

ヨネはいきなり入場待ちの健介を花道の奥の入場ゲートの手前で襲撃。またしてもテロ行為を仕掛けていきました。入場前から早くも乱闘となり、認定宣言を読み上げる為にリング内にいたジョー樋口タイトル管理委員長は怒りをあらわにしました。健介は樋口にベルトを渡すと試合開始のゴングを要請。

健介は仕返しとばかりヨネにマウントパンチ。立ち上がったヨネは左右の張り手、バズソーキックで反撃。健介をダウンさせると師匠・藤原喜明譲りのワキ固め。

健介はロープエスケープ、ヨネはブレークの際、健介の脇腹に蹴りを叩き込むと健介は場外へ。これを追ったヨネは助走をつけてのジャンピング・ニー狙いにいきますが、健介はカウンターのパワースラムで切り返す。

自慢のアフロヘアーをつかまれ、リング内に引きずり込まれそうになったヨネは場外でのキン肉バスター。両者、リングに戻るとラリアットの打ち合い。

打ち勝ったヨネでしたが、健介のラリアットはヨネの鼻を直撃、ヨネは鼻から大出血。しかしヨネは健介にジャンピングしてのフロントハイキックを見舞うと今度はリング内でのキン肉バスター。

カバーの体勢に入ったヨネでしたが健介も意地でカウント1で跳ね返します。ヨネはコーナーポスト最上段からダイビングギロチンを狙っていきましたが、ヨネの動きを読んでいた健介は起き上がり、下からラリアットで迎撃。

ここから健介はラリアットの連打。ヨネは健介のラリアットを何発も食らいながらも必死に立ち上がる。ならばと健介は逆一本背負いを連発。3発目の逆一本背負いをヨネは投げられながらも身体を密着させてスリーパーにとらえました。

だがこれは決まらず。続けてヨネは張り手からバズソーキックを健介の側頭部に決めてダウンさせると右ストレートパンチ。これは健介にかわされ、バランスを崩したところを健介のキングバスターが炸裂。健介はさらに投げ捨てドラゴンスープレックス。そして掟破りの逆キン肉バスターからラリアット。

このラリアットは相打ちとなるも健介はかまいたち(ラリアットを打とうとする腕同士がクロスした状態)からすかさずヨネに延髄ラリアット。

健介は先のアメリカ遠征でリッキー・スティムボートから伝授されたライディーン・チョップを見せるとフィニッシュはノーザンライトボム。16分58秒、片エビ固めで健介が初防衛に成功、GHCのタイトル戦にしては珍しく、殺伐とした試合でした。

翌9月28日、全日本プロレスの横浜文化体育館(観衆4,500人超満員発表)大会で丸藤正道が土方隆司の保持する世界ジュニア・ヘビー級王座に挑戦。

これまでその類い稀なるレスリングセンスと身体能力で、「天才」の名前を欲しいままにして来た挑戦者と、バトラーツでのバチバチ・スタイルを通して技術を磨いて来た王者の対照的な両者の対戦。

試合の序盤は丸藤がヘッドロックで土方を執拗に攻め立てると土方も同じくヘッドロックで切り返す。さらに両者グラウンドでのじっくりとした攻防へ。

土方はパンチ、キック、の打撃技、腕ひしぎ逆十字で丸藤を追い込んでいきます。丸藤は時間差ロープワークで巧みに土方の直線的な動きを撹乱、徐々にペースをつかんでいきます。

土方の腕に自らの足をフックさせておいて後頭部にエルボー。場外へ転落した土方めがけ、ノータッチのトップロープ越えのミサイルキック、続けてフロムコーナーtoコーナー。

リングに戻ると土方は激しいキックを見舞っていくも、丸藤は蹴られてばかりではなく、土方の蹴り足をとらえてドラゴンスクリュー。さらに腕取り式のドラゴンスクリューから、武藤敬司の得意技であるシャイニング・ウィザードを鮮やかに決めてみせ、咄嗟の閃きに天才ぶりを遺憾なく発揮しました。

土方は得意のフィッシャーマン・バスターを雪崩式も含めて3発決めて見せましたが、丸藤は全部カウント2でこれをクリア。丸藤も不知火を繰り出して勝負に出ます。腕決め式、雪崩式、さらには正調・不知火とたたみかけましたが、王者の意地を見せた土方は必死に跳ね返していき、必死の形相で立ち上がる。

ならばと丸藤はトラースキックから必殺のポールシフト。脳天からキャンバスに叩き付けられた土方はさすがに返すことは出来ず、25分30秒、片エビ固めで丸藤の勝利。丸藤はデビュー10年という節目の年に、古巣全日本プロレスの伝統のベルトを奪うことに成功しました。

試合後、新王者となった丸藤に対し、全日本ジュニアのカズ・ハヤシ、KAI、東京愚連隊のNOSAWA論外、MAZADA、ブードゥー・マーダーズの近藤修司、"brother"YASSHIらが一斉にエプロンに駆け上がり、ベルト挑戦をアピールしていますが、10月25日、ノア日本武道館大会でのKENTAとのシングルマッチにまずは世界ジュニアのタイトルが賭けられることが正式に決定しています。

一方、同じ9月28日国立代々木競技場第一体育館で開催された「戦極〜第五陣〜」に杉浦貴が参戦。ライトヘビー級の5分3ラウンドでブラジルの柔術家・シャンジ・ヒベイロと対戦。

杉浦にとっては06年4月9日にパンクラスに参戦して以来の総合のリング。シャンジの下からのタックルを上手くしのぎ、1ラウンドはマウントポジションを奪うことに成功。

しかし、2ラウンド以降はシャンジの打撃に苦戦。徐々にスタミナを奪われ、苦しい展開に。最終3ラウンド、打撃で応戦していった杉浦が右フックを狙ったところ、シャンジはこれを読んで膝を合わせ、杉浦は目の上からおびただしい出血。

チャンスとみたシャンジが打撃で一気にたたみかけ、杉浦をメッタ打ち。3ラウンド4分18秒、レフェリーが試合をストップし、杉浦は残り42秒というところでTKO負けとなっています。各方面で活躍するノアの選手達でしたが、残念なニュースもありました。

日本テレビ系列の読売テレビ(大阪)で放送されていた「プロレスリングノア中継」が視聴率不振から9月一杯で放送が打ち切られています。

読売テレビのノア中継は日本テレビより3週間遅れで放送され、放送時間帯も毎週日曜日の深夜3時近くで、特番の都度時間帯が変わり、関東圏より扱いは悪かったですが、関東地区に継ぐ人口の存在する関西地区においての放送打ち切りはノアにとってダメージは大きいものがありました。

10月13日広島県立総合体育館グリーンアリーナサブアリーナ(観衆2,500人超満員発表)大会ではブライアン・ダニエルソンの持つGHCジュニア・ヘビー級選手権にKENTAが挑戦。

ブライアンは序盤から得意の関節技で試合の主導権を握っていきます。試合はねちっこいグラウンドレスリングで来るブライアンにKENTAは一人タッチ・ザ・スカイを決め、場外にダウンしたブライアンに向かってコーナーポスト最上段からのダイビング・フットスタンプを敢行。

KENTAも珍しくテキサス・クローバーホールドを見せれば、ブライアンも雪崩式バックドロップを出して意地を見せていきます。ブライアンのキャトル・ミューティレーションをどうにか凌いだKENTAは雪崩式フィッシャーマン・バスターからgo2sleepを決め、33分21秒、片エビ固めでフォール。

第16代王者となりこの瞬間10月25日の日本武道館大会で、丸藤の持つ世界ジュニア・ヘビー級王座とGHCジュニア・ヘビー級王者・KENTAによる史上初の全日本とノアのベルトを賭けたダブル・タイトルマッチが決定しました。

試合後、メインイベント出場の丸藤がリングに入り、ダブル・タイトル戦をアピール。さらに全日本プロレスの11月3日両国国技館で世界ジュニア王座への挑戦が決まった近藤修司が会場に現れ、世界ジュニア王座奪回を宣言しています。

9月28日丸藤が全日本の至宝、世界ジュニア・ヘビー級王座を奪取してから、全日本プロレスも大きな動きがありました。ドラゴンゲートを退団後、TARU率いるヒールユニット、ブードゥー・マーダーズの一員として全日本にフリー参戦していた近藤は、世界ジュニア奪回を表明して全日本プロレスに入団を発表しています。

全日本ジュニアを引っ張って来たカズ・ハヤシが近藤に挑戦権を譲ったものでした。

ノア10月ツアー最終戦、10月25日日本武道館大会は12,000人(満員発表)。

やはり丸KEN対決にハズレなし、ということで久しぶりに満員の観客を集めました。

セミファイナルはバイソン・スミス&齋藤彰俊組に秋山準&力皇組が挑んだGHCタッグ選手権試合。

「グローバル・タッグリーグ戦」で優勝を飾ったバイソン&彰俊組は5月23日新潟市体育館で丸藤&杉浦組を破り新王者チームとなっていました。

バイソンは古傷の胸骨を痛め、22日の兵庫県豊岡市民体育館と23日の岐阜県高山マウントエースの2大会を欠場。胸には大きなテーピングが施してありました。

スタートからバイソンは先発し、秋山をタックルで吹っ飛ばして見せましたが、負傷箇所を痛めつけられるとすぐに失速。秋山はバイソンの胸板にキックを浴びせるとグラウンドに引き込んでボディシザース、そしてバイソンの腕をねじあげていきまさに「アバラ折り」とばかり執拗な攻め。

バイソンの表情が苦痛に歪みました。交代した力皇はバイソンを場外に落とし、エプロンからフットスタンプを落としていきます。

ようやく彰俊にタッチ、満を持して登場の彰俊は強烈な蹴りを力皇に見舞っていきましたが、勝ち急いだか、すぐに攻守逆転して2人がかりで攻められ、防戦一方に。

秋山は彰俊にエクスプロイダー。勝負どころと見た秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーを狙っていきました。しかし、この時花道で力皇につかまっていたバイソンが力皇を振り切って猛然とダッシュするとトップロープ越しのダイビング・ショルダーアタック。

これが秋山の肩口にヒット。そのまま秋山を捉えるとバイソンテニエルを決めて見せました。

これを受けた彰俊がラリアットからスイクルデス)延髄斬り)13分39秒、彰俊が秋山を片エビ固めでフォール。バイソン&彰俊組がタイトル初防衛に成功しています。

秋山&力皇組は試合を優勢に進めながら最後の詰めが甘く、ベルト奪取に失敗。バイソンの勝利に懸ける執念が上回った試合となりました。

08年10月25日ノア日本武道館大会メインイベント。GHCジュニア・ヘビー級王者・KENTAvs世界ジュニア・ヘビー級王者・丸藤のダブル・タイトルマッチ60分1本勝負。入場、選手紹介のコールとも他団体の王者である丸藤の方が先。KENTAは武道館のメインで初めて自分のリングネームが「トリ」でコールされました。

メインレフェリーは全日本プロレスの和田京平。サブレフェリーがノアの西永秀一。

和田レフェリーは全日本、ノア分裂後初めてかつての後輩・仲田龍リングアナにコールされました。ノアファンからもいつもと変わらぬ「キョーヘー!」コールを贈られています。

試合開始のゴング、両者ロックアップした後はまず打撃の応酬。続いて腕を取った丸藤は首投げから首4の字固めに移行。KENTAは起き上がると顔面蹴りからコーナーでの踏みつけ。

これを逃れた丸藤はドロップキック一閃、場外に落ちたKENTAに丸藤はケブラーダ狙いにいくもKENTAは下から丸藤の足をすくって体勢を崩し、リングに戻るとロープ越しのブレーンバスター狙い。

丸藤はこれを堪えると、ロープに飛び乗り2ステップ式のムーンサルトアタック。

丸藤はバックドロップを狙うもKENTAは一回転して着地。キックで丸藤をコーナーに吹っ飛ばし、助走をつけてのカウンターの串刺しハイキックを狙う。しかしこれは丸藤に上手くよけられてKENTAは足をロープに引っ掛けてしまう。

そこへ丸藤はトップロープ越えの足へのドロップキック。

ここから丸藤の足攻め。レッグツイストから足4の字固め。ロープにエスケープしたKENTAをロープに固定しておいてのドラゴンスクリューから飛び付き式膝十字固め。

さらに低空ドロップキックの連発。何発目かの低空ドロップキックをKENTAはよく読んで外し、今度は丸藤が蹴り足をロープに引っ掛ける。すかさずKENTAがエルボーからロープに振るが、丸藤は時間差ロープワークを使ってKENTAのリズムを狂わせてからまたも低空ドロップキック。

KENTAは強引にラリアットで試合のペースを戻すとダブルアームスープレックスで丸藤の身体をコーナーのターンバックルに叩きつける荒技。

さらにパワーボム狙いにいくKENTAを丸藤は巧みに体勢を入れ換えてターンバックルへの河津落とし、延髄斬り。

KENTAは丸藤の追撃をカニ挟みで阻止するとトップロープ越えのドロップキック、場外に転落した丸藤を鉄柵に投げ落とす。

リングに戻ると丸藤が膝蹴りで反撃。さらに二段蹴りから不知火。カバーに入るもカウント2。

丸藤は続けて不知火狙いにいくがKENTAはこれを必死に防御。飛び技に来た丸藤をカウンターのネックブリーカードロップにとらえるとロープに固定しておいてのニードロップ狙い。

この動きを察知した丸藤は体勢を入れ換えてスワンダイブ式のミサイルキック。たまらずKENTAは場外へ。

丸藤は鉄柵を使ってのフェースクラッシャー、リングに戻るとネックロック、顔面踏みつけ、ネックツイストと今度はKENTAの首に照準を定めて攻撃。

再度場外に転落したKENTAに丸藤は場外ブレーンバスター、さらに鉄柵に後頭部を打ち付けていく。張り手を見せるKENTAだが、逆に丸藤の放った張り手の前にダウン。

戦場は再びリング内に。丸藤は顔面蹴りから延髄へのエルボー、KENTAはラリアットで反撃を狙うが、丸藤の時間差ロープワークを使ってのラリアットを逆にヒットさせる。

この試合、丸藤が時間差ロープワークを要所要所で巧みに使い、試合のペースを自分に引き寄せるシーンが何度となく見られました。

KENTAはバランスを崩しながらもラリアットを見舞い、一人タッチ・ザ・スカイ。そしてタイガースープレックス狙い、丸藤はロープににじり寄ってエスケープ。丸藤はKENTAの突進をかわすと場外に落ちたKENTAめがけ、鉄柵越えのケブラーダ、今度は完璧に決めて見せた。

KENTAはカウント9でリングに生還。(この試合はPWFルールの場外10カウント)試合は早くも30分が経過しました。リングに戻ると丸藤はコブラクラッチ式三角絞め。体勢を起こしてからのストマックブロック、密着してのバックドロップ。カバーに入るもカウントは2。

さらにKENTAをコーナーで逆さ吊りにするとフロム・コーナーtoコーナー狙い、これは寸前でかわされる。ならばと続けてドロップキック。

コーナーポスト最上段での攻防になると、KENTAは丸藤を叩き落とすとダイビング・ニードロップを敢行。丸藤をロープに固定しておいてニードロップからキックのコンビネーション、思わずダウンする丸藤。そこへKENTAのブサイクへの膝蹴りが決まり、場外へ転落。

リングに戻った丸藤にKENTAはスワンダイブ式ドロップキック、串刺し式ニーからシットダウン式パワーボム。丸藤はカウント2で返す。

KENTAはgo2sleepを仕掛けに入るが丸藤が必死にこれを防御すると今度は腕決め卍固め。ギリギリと絞めあげるがギブアップは奪えず体勢が崩れる。

KENTAは張り手を見舞ってからロープに走るが、これを見ていた丸藤は時間差ロープワークでKENTAの正面にまわり、掟破りの逆ブサイクへの膝蹴り。

45分経過。丸藤はコーナーポスト最上段へ。後を追ったKENTAは張り手から丸藤をブレーンバスターで場外に投げ落とそうとする。

丸藤はヘッドバットでこれを防ぐと、場外から走ってコーナーにいるKENTAの顔面にドロップキック。コーナーにもたれかかったKENTAをデッドリードライブの要領で場外に叩き付ける。

カウント9でリングに戻ったKENTAにスワンダイブ式ミサイルキック、トラースキックから不知火。フォールにいくもカウントは2。

丸藤はもう一発不知火へ。しかしKENTAはこれを防御、丸藤はKENTAの防御する力を利用して前方回転式の不知火(不知火・改のコーナーポスト最上段を使わない逆回転ヴァージョン)を決めて見せる。KENTAの雪崩式タイガースープレックスは丸藤が一回転して着地。

ならばとKENTAは通常版のタイガースープレックス・ホールド。カウント2で丸藤がキックアウト。

KENTAはキック3連発からgo2sleep狙い、しかし丸藤は着地寸前で逆にKENTAの顔面に上から膝を落としていく。go2sleepがこういう形で返されるのはおそらくこれが初めて。

両者エルボー、キックの打撃戦を展開。これは互角となり、ダウンしながらも再び立ち上がって張り手の応酬。ここで残り試合時間5分を告げるアナウンス。

打撃戦に打ち勝った丸藤は必殺のポールシフトを決めるもダメージが大きくてすぐにフォールの体勢に入れずカウント2。

KENTAもgo2sleepをようやく決めて見せ、ラリアットの打ち合いから再度go2sleep これで決まったかに見えたが丸藤はカウント2で意地のクリア。

KENTAは続けてエルボーにいくが、丸藤はローリング・ソバットからノーザンライト式ポールシフト。カバーにいくもロープに逃げられてしまう。KENTAのラリアットを丸藤が張り手で迎撃したところで、試合終了のゴング!

60分時間切れ引き分けとなり、KENTAと丸藤は両者大の字に。
大歓声が鳴り止まぬ中、両者は握手をかわしてから健闘を讃え抱き合いました。両者ともにリング上でのマイクはなし。

丸藤はリングを降りると放送席でこの試合の解説をしていた三沢に握手し一礼してから退場。共にタイトル初防衛に成功しました。


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