07年12月2日日本武道館、小橋建太復帰戦が行われています。
観客は17,000人(超満員札止め)前売チケットは10月29日より発売され11月1日で完売となっています。
まずはセミファイナル、丸藤正道と森嶋猛のシングルマッチ60分1本勝負。
9月9日の日本武道館大会でGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦の一騎打ちでは、互いに1日2試合目、しかも森嶋の場合は秋山戦に勝利して間髪を入れずに試合に臨んだということもありましたが、今回は両者万全の状態での対戦となりました。
序盤、丸藤は森嶋の左腕を、腕固め、逆十字、キーロックと連続で攻撃しさらにアームブリーカー。森嶋は右腕のラリアットで丸藤を場外へ叩き落として反撃しトペへ。リングに戻ると、森嶋はヒップアタックからキャメルクラッチ、胴絞めスリーパー。
丸藤は森嶋のラリアットをかわしてからバックドロップ、ドロップキックで場外へ転落させケブラーダ狙い。森嶋がこの動きを読むと、丸藤はすかさずトップロープ越しに場外の森嶋めがけドロップキック。
森嶋は側転エルボーで応戦しスカッドミサイル、ラリアット一閃、カウント2。バックドロップは丸藤が防御しモリシハンマー。森嶋はエプロンから丸藤を奈落式バックドロップに決めようとしたところ丸藤は一回転して場外に着地。
場外で丸藤がトラースキック、森嶋がスクラップバスターの応酬。リング内に戻った両者。丸藤のパワーボム狙いを森嶋がヒッププレスで潰しトップロープへ。
丸藤が下からトラースキック、森嶋の巨体を雪崩式パワーボム、不知火を決めます。森嶋をコーナーに載せ、雪崩式不知火を狙う丸藤でしたがこれは森嶋が雪崩式バックドロップでお返し。
森嶋はヒップアタックで丸藤を花道に出して、奈落式のバックドロップ狙い、これは丸藤が奈落式不知火・改で森嶋を逆に場外へ落とす。
先にリング内に入った丸藤は森嶋が入って来たところをスワンダイブ式ドロップキックからジャーマン、カウント2。丸藤は時間差ロープワークを使ってのラリアット、森嶋の裏投げ。
丸藤はトラースキックからとどめとばかりに必殺のポールシフト狙い、しかし、森嶋は全体重を丸藤に浴びせて押し潰してしまい、ここが勝敗の分かれ目となり、最後は森嶋がラリアットからバックドロップで22分58秒、エビ固めでフォール勝ち。次期GHCヘビー級王座への挑戦者に浮上して来ました。
セミファイナルが終了するや日本武道館の観客席からは既に大コバシ・コールが沸き上がっています。さて、いよいよメインイベント、三沢光晴&秋山準組vs小橋&高山善廣組の60分1本勝負。
入場順は秋山、高山、三沢、ここで日本テレビの新谷保志アナウンサーによるアナウンスが館内に流されました。
「私達は呼ぶ、困難に打ち勝った男の名を、私達は呼ぶ、帰って来ると信じたその名を、そして私達は呼ぶ、その男の名は小橋建太!」
そして最後に「GRAND SWORD」のテーマ曲に乗り、小橋が「特大コバシ・コール」の中ニューガウンで入場して来ました。
その時、入場ゲートにはファンから入院中の小橋に贈られた8万羽の千羽鶴が現れました。パートナーの高山がロープを開けて、小橋を招き入れました。小橋546日ぶりの復帰戦です。
秋山の挑発を受けた小橋が先発を買って出て試合開始のゴング。まずは小橋が挨拶代わりの逆水平チョップ。胸を出して受ける秋山。秋山は小橋の動きを止めると三沢に交代。
三沢のエルボーと小橋のチョップの応酬。タックル2発相打ちからエルボーで三沢さんが小橋をダウンさせたものの、小橋もすぐに立ち上がりチョップで逆襲に出ました。
小橋はここで高山にタッチ、コーナーに詰めた三沢に高山のミドルキックと小橋のチョップの連打を交互に見舞っていきます。高山は三沢の鼻にエルボーを落とし、サッカーボールキック、三沢さんもエルボーで反撃。
代わった秋山は高山の顔面とボディに膝攻撃。高山も秋山のジャンピング・ニーをキャッチしてドロップキック。ここで小橋が入り、チョップ2発から大根斬りチョップ、青春の一撃。
小橋が秋山を場外に落とすと高山が秋山を鉄柵に叩きつけてから顔面へビッグブート。小橋も場外に降りてチョップで秋山をフェンスの外に吹っ飛ばす。
リング内に戻り、秋山は高山にエルボー、ジャンピング・ニーを放ってから三沢に交代。三沢は高山の鼻にエルボーのお返しをしてからフェースロックに入るが高山は蹴りでカット、自軍のコーナーに三沢を追い詰めると再び、小橋との交互のチョップとミドルキックの連係を見せる。
小橋は三沢にコーナーでチョップを3連発放ち、三沢さんに反対コーナーに振られながらもコーナーに上がってダイビング・ショルダータックルに行くが、三沢はエルボーでこれを迎撃。
コーナー下に倒れた小橋に秋山が先程のお返しとばかりにジャンピング・ニー、三沢もジャンピングキックからセントーン、すかさずフェースロックに入るが小橋は力でこれを阻止。
三沢は小橋の背中に膝を入れてから秋山につなぎ、秋山はストンピング。小橋もチョップを見せて反撃。ここで三沢が入って来て小橋の背後からエルボーを入れたところ、超満員の武道館の観客は三沢にブーイング。
秋山のサーフボードストレッチを強引に力で跳ね返そうとした小橋だったが、秋山は小橋の背中に蹴りを一撃。三沢のエルボーと小橋のチョップの打ち合いから小橋は袈裟斬りチョップを連発。三沢もローリング式エルボーで小橋からダウンを奪い、ダイビングエルボーを決めようとコーナーへ登ったがこれは高山が三沢の足を引っ張って阻止。
小橋はセカンドロープからの雪崩式ブレーンバスター。ここで高山にタッチ、高山は串刺し式ビッグブートからダブルアーム・スープレックス。続いてジャーマンを狙いに行くが三沢はエルボーでカット。
秋山はコーナーで控えている小橋をリング下に蹴り落とす。ここで秋山に交代。高山はニーリフトを決めてからジャーマン狙いに行くが、秋山は必死にロープをつかんで防御。ならばとスリーパーからバックドロップへ。
小橋が入り、秋山へマシンガンチョップの嵐。秋山も胸を出してこれを受け切る。さらに小橋はマシンガンチョップからローリング袈裟斬り。そしてジャンピング・ネックブリーカードロップからハーフネルソンスープレックスを狙う。
秋山は懸命にディフェンスし、逆にエクスプロイダー狙い。腰を落として防ぐ小橋。小橋はスリーパースープレックスからフォールの体勢へ。
カウント2で三沢がカット。すると小橋は秋山の後頭部にチョップを入れ、ボディスラムから青春の握り拳を握ると鮮やかなムーンサルトプレス。カウントは2。
立ち上がった秋山はエクスプロイダーを決め三沢にタッチ、三沢はタイガードライバー。続いてのエルボーはカウンターの袈裟斬りで返して小橋は三沢にハーフネルソンスープレックス。
意地で直ぐに立ち上がった三沢に剛腕ラリアット。アシストに入った高山は三沢に投げ捨てジャーマン。小橋を指差した高山が三沢を振ると小橋はカウンターの剛腕ラリアット。カウント3ギリギリで秋山がカットに入る。
小橋は三沢をコーナーに座らせると、バーニング・ハンマーに行くが三沢はクルッと回って上手く着地して逃れ秋山にタッチ。
秋山のエクスプロイダーから三沢が助走をつけたランニング・エルボー。小橋はこれを自力でクリア、大「コバシ・コール」が起きる中、三沢のエメラルド・フロウジョンも小橋はカウント2で跳ね返す。
しかし最後は秋山が小橋をブレーンバスターの体勢に担ぎ上げてからコーナーで待機していた三沢が雪崩式エメラルド・フロウジョン27分7秒、三沢さんが片エビ固めで小橋をフォールしました。
試合後、4人で健闘を称え合い、17,000人の観客からの声援と拍手は鳴り止みませんでした。小橋が「生きてリングに帰って」来ました。
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