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2025年07月05日09:40

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(83)

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プロレスリング・ノア05年最終ツアーの最終戦は12月4日横浜文化体育館(観衆4,600人超満員発表)大会。

メインイベントは田上明に森嶋猛が挑戦したGHCヘビー級選手権試合。森嶋が97年に全日本プロレスに入門した時、田上の付け人をしていたという師弟対決です。先に仕掛けたのは森嶋。田上の顔面を強烈な蹴りを連発。この頃の森嶋はまだモンスター化する前で、気の優しさが試合に出る事が多かったですが、ベルト獲得に向けてラッシュ。先にノド輪落としを田上に決めて見せます。

田上は胴絞めスリーパーで森嶋のスタミナを奪ってからギロチン・ドロップ。森嶋はジャーマンを放つもカウント2で田上が返す。続けてのバックドロップは田上が身体を預けて阻止。田上はコーナーポスト最上段からダイビングしての脳天唐竹割りからココナッツクラッシュと馬場殺法で応戦。

田上の「秩父セメント」を防いだ森嶋は強烈な体重の乗った張り手。初公開のデスバレーボムからパワーボム。そしてついにバックドロップ。

田上はこれをカウント2で返すとエプロンからの断崖式ノド輪落としを見せると巻き込み式のノド輪落とし「つくば薪割り」で22分19秒、森嶋をフォール。タイトル初防衛に成功しています。

かつての付け人、森嶋を倒した田上は「若いあんちゃんの頃から知ってるからやりにくかったねぇ。でも強くなったよ。」とコメント。次の挑戦者には秋山準が名乗りを上げています。

セミファイナルは金丸義信&杉浦貴組に鈴木鼓太郎、リッキー・マルビン組が挑んだGHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合。

同王座は9度の防衛を果たし、もはや向かうところ敵なしと思われた初代王者チームの丸藤正道&KENTAを6月5日札幌・メディアパークスピカで金丸&杉浦組が撃破し第2代王者チームになり、金丸&杉浦組は8月27日ディファ有明で、ロウキー&リチャード・スリンガー組を破り初防衛に成功し、この日が2度目の防衛戦。

マルビンはいきなり金丸にリープフロッグからのウラカンラナ、場外に落ちたところにラ・ケブラーダ。鼓太郎も杉浦目がけトルニージョを決め、空中殺法で試合のペースを握りました。

王者組はマルビンに的を絞り、マルビンは流血に追い込まれます。マルビンの割れた額に杉浦はキャメルクラッチの体制から傷口を引き裂きます。

挑戦者組も必死に反撃。マルビンのトラースキック3連発が杉浦に決まると、ロープにもたれた杉浦にツープラトンのファンネル(619)。さらに鼓太郎が杉浦を肩車に担ぎ上げるとマルビンがコーナー最上段からダブルインパクト式のシャイニング・ウィザード。

観客の後押しは挑戦者組でしたが、金丸が鼓太郎を花道に連れ出しての垂直落下式ブレーンバスターを決めている間にリング内では杉浦がマルビンに雪崩式のオリンピック予選スラム。これがフィニッシュとなり、29分19秒、片エビ固めで杉浦がマルビンを押さえ2度目のタイトル防衛を果たしています。

セミ前の第7試合は秋山と佐々木健介がタッグで初の顔合わせとなりました。秋山&菊地毅組と健介&中嶋勝彦組の対戦。

リング上で相対した秋山と健介。まずは健介が逆水平チョップを1発。しかし秋山はこれを「効いてない!」と言わんばかりに胸をパッパッと払って、「もっと来い!」と胸を突き出して見せました。これに呼応した健介はチョップ16連発。これには秋山もたまらずダウンするが、すぐに立ち上がりジャンピング・ニーで反撃。秋山の胸板は早くも真っ赤になっています。

クールなイメージの強い秋山ですが、この日はスタートから熱いファイトで健介と真っ向勝負。健介もラリアットのお返し。秋山は雪崩式ブレーンバスターを決めると健介はスックと立ち上がってのラリアット。さらに往復式のラリアット。

秋山はエクスプロイダー2連発。健介は起き上がってのラリアット。どちらも一歩も引かない。代わって入った中嶋は秋山をキックで追い込んでいくが、秋山は逆エビで中嶋を絞り上げる。

菊地と健介もこれが初対決。菊地は健介に果敢にもエルボー、ゼロ戦キックで挑んでいきますが健介はパワーで菊地を圧倒。試合は再び秋山と中嶋の対戦となり、中嶋は秋山に向かってニールキック、ミサイルキックを決めます。

連携では健介、中嶋の父子タッグの方が上回り、菊地に鬼嫁殺し��(眉山)、秋山には鬼嫁殺しを見舞っていき、最後は健介のラリアットのアシストを受けた中嶋がハイキック3発から伸びのあるジャーマンで大先輩である菊地から殊勲の3カウントを奪っています。

88年3月11日に生まれた中嶋がこの15日前にデビュー戦を行っている菊地から勝利をあげたのはやはり驚きでした。

第6試合では三沢光晴と柴田勝頼がタッグながら初対決。三沢&潮崎豪組vsKENTA&柴田組の「ソウルメイト」コンビの一戦。柴田は後から入場してきた三沢にいきなりガンを飛ばして早くも臨戦体制。

先発の潮崎をエルボーとキックの連打でダウンさせると三沢に「出てこい!」と手招きで挑発。柴田は三沢に勢いよくエルボーを見舞っていきます。三沢も容赦ないエルボーでお返し。

やはりエルボー合戦では三沢に軍配が。柴田はサッカーボールキック、フェースロック、ストレッチ・プラムと攻勢。KENTAと柴田は二人がかりで潮崎に鋭角的なミドルキックを交互に叩き込んでいきます。

さらに柴田はコーナーに控えていた三沢に向かって蹴りを放ち、三沢は場外へ転落。これには三沢も怒りの表情。代わって入って来た三沢を柴田は綺麗なフォームのジャーマン。KENTAと三沢をコーナーに追い込んで串刺し式のダブル低空ドロップキック。

三沢は柴田にタイガードライバー。KENTAがカット。柴田が三沢を肩車に担ぎ上げるとKENTAがスワンダイブ式のラリアット。

11月5日、武道館でも見せた「タッチ・ザ・スカイ」を三沢に決めて見せました。最後は柴田が潮崎を痛烈な顔面蹴りの連発で17分43秒、体固めでフォール。ソウルメイトコンビがノアマットで初勝利を飾りました。

試合後三沢は初対決の柴田に「元気いいね。力が入りっ放しだったね、力入れてばかりじゃ疲れちゃうだろうし、(力を)抜くところもないとね。」とコメント。

012月24日、恒例のクリスマスイブ興行「NOAHful Gift in Differ '05」がディファ有明(観衆1,800人超満員発表)で行われましたが、この日4人の新人が一度にデビュー。

毎年お馴染みとなったファン抽選によるカード編成でしたが、第1試では潮崎とタッグを組んで伊藤旭彦(10年引退)がデビュー。力皇猛&ムシキング・テリー組と対戦。テリーが伊藤に619からフォール勝ち。

第3試合では青木篤志(故人)&太田圭則(一平、09年引退)がタッグを組んでデビュー。相手は三沢&田上組。抽選だから仕方ないとは言え、デビュー戦でいきなり社長の三沢さんとGHCヘビー級王者・田上と対戦した青木、太田はさすがに緊張。田上がノド輪落としからの体固めで太田を倒しています。

第4試合、谷口周平(マイバッハ)がデビュー。小川良成&森嶋&KENTAと組んで佐野巧真&ハスワマコト(SUWA)&菊地&志賀賢太郎組と8人タッグマッチで対戦、森嶋が菊地をバックドロップからの体固めで撃破しています。

ノアは10月18日松山・アイテムえひめで川畑輝鎮を相手にデビューした平柳努(玄藩、16年引退)と合わせてこの年5人の新人がデビューしています。 

翌06年の新年第1戦、1月8日ディファ有明でフリーでノアにレギュラー参戦していた齋藤彰俊が正式にノアに入団したことが発表されています。彰俊の存在感を見ると、もっと前に所属選手になっていたような感じでしたが、調べてみるとこの時に所属契約を結んでいました。

1月11日は後楽園ホール大会。第1試合に出場した永源遙(平柳と組んで、百田光雄&マルビン組と対戦。マルビンが平柳から勝利)はこの日が60歳の誕生日。還暦のお祝いの日に永源は引退を発表しました。

1月ツアー最終戦、1月22日日本武道館大会は16,800人(超満員発表)の観客を動員。

メインイベントは田上に秋山が挑戦したGHCヘビー級選手権試合。開始早々、仕掛けたのは田上。リング下で秋山のノド元を鉄柵に叩きつけていきました。コーナーに上がった秋山を場外に蹴り落とした田上はトペ・スイシーダを見舞っていく。リングに戻ると田上はコーナーの秋山に串刺し式のドロップキック。

秋山は田上の後頭部めがけ膝蹴りをリング内は勿論、場外、エプロンでも連発して田上の動きを止めると走りこんでのジャンピング・ニー。10分過ぎ、田上はダイビング・ボディプレス。秋山は花道に田上を誘うとDDT。しかし田上は秋山を断崖式ノド輪落としを豪快に決めています。さらにフロントキックを見舞ってからのダイナミック・ボム。カウント2で返す秋山。

リストクラッチ式エクスプロイダーからフロント・ネックロックで反撃する。秋山は田上の後頭部へダイビング・エルボーを決めるとジャンピング・ニー3連発から最後は後頭部へのジャンピング・ニー。20分31秒、体固め。秋山が田上をついにフォール。田上は2度目の防衛に失敗、秋山は第9代王者へと返り咲き、第2次秋山政権がスタートしました。

セミファイナルはKENTAに丸藤が挑戦したGHCジュニア・ヘビー級選手権試合。KENTAは前年の暮れ、単身アメリカのROHのリングに参戦。

05年12月10日アイオワ州スティムボート・ワルシャワ・コミュニティセンターでエース・スティールを17日(いずれも現地時間)ニュージャージー州エジソンではロウキーを相手にGHCジュニア・ヘビー級王座を連続防衛に成功していました。

この両雄がタイトルを賭けて大舞台で対戦するのはこれが初。まずは丸藤がKENTAの蹴り封じの為足殺しを見せます。足へのスライディング・キックから鉄柱を利してのニークラッシャー、エプロンからの低空ドロップキック。

KENTAの足をロープに挟んでのドラゴンスクリューは危険な角度で決まる。吊り天井の体制から膝をマットに何回も叩きつける。

丸藤のドラゴンスクリューは雪崩式でも決めて見せ、ここから足4の字固めに移行。確実にKENTAにダメージを与えていきます。15分過ぎ、突進をかわすとKENTAを場外に叩き出しトップロープ越えのスーパー・ミサイルキックを敢行。

KENTAも顔面蹴りで反撃。コーナーの丸藤を捕まえて反転しながらの雪崩式ファルコン・アロー。KENTAのタイガースープレックスは丸藤が一回転して見せます。丸藤はエプロンから断崖式の不知火を決め、垂直落下式ブレーンバスター、不知火とたたみかけ、クロスアーム式スープレックスで追い込む。

KENTAは雪崩式フィッシャーマン・バスターを放つとパンチ、キックと打撃技を丸藤にヒットさせ、go2sleepは通常の鳩尾狙いではなく丸藤の顔面に向け膝を入れていきます。そしてKENTAはブサイクへの膝蹴りを前後から3連発から片エビ固め。29分19秒のノンストップの闘いを制したのは王者のKENTAで5度目の防衛を達成しました。

セミ前は曙がノアマット初参戦。大相撲時代、共に88年春場所で初土俵を踏んだ同期の力皇とのタッグで小橋&泉田純至組と対戦。当初小橋のパートナーには潮崎が予定されていましたが、負傷欠場となり、かつて相撲教習所の教官を勤めた経歴を持つ泉田が小橋に指名されました。

鉄人・小橋は曙の巨体に真っ向からチョップを打っていきます。マシンガンチョップ、ギロチン式、倒れこみ式、ローリング袈裟斬りと次々にチョップを決めていくが、曙はこれを受け切って見せました。

小橋は曙をハーフネルソン・スープレックスで投げようと試みますが、これはさすがに小橋の腕が曙の胴に回らず断念。曙はこれを切り返してボディスラムからぶちかましで小橋をマットに叩きつける。

小橋はコーナーポストに登った曙をやや不完全ながらもパワーボムで投げて、意地を見せます。曙と力皇はバックドロップとチョークスラムの合体技で小橋を倒すと、コーナーの泉田にダブルでの体当たり。ダウンする泉田。曙がセカンドロープに登り、力皇がトップロープに。

二人はおんぶのような形になると、土俵入りのようなポーズを取り、そのまま合体してのダイビング・ボディプレス。「リキボノスプラッシュ63」(二人の初土俵は和暦で昭和63年)と名付けられた合計365kgの圧殺肉弾重爆撃に泉田は撃沈。17分56秒、片エビ固めで曙はノアマット初参戦を白星で飾りました。

三沢と健介が04年10月31日、全日本プロレス両国国技館での武藤敬司&三沢組vs健介&馳浩組以来のタッグ対決。

三沢&杉浦&Mテリー組と健介&中嶋&ムシキング・ジョーカー組との激突。いきなり先発は三沢と健介。三沢のエルボーと健介のチョップの応酬となり、健介はパワースラム。

三沢はテリーにタッチ。しかし、健介の長男・健之介君が大のムシキング・ファンとあって「テリーを攻撃したら健之介に何を言われるかわからない。」と、何故か対戦を回避しジョーカーにタッチ。

健介は三沢にタイガー・スープレックス、杉浦にはタックルを見舞っていくが、テリーには手を出さず。中嶋がテリーに捕まりー観客から「健介、カットしろ!」と言う声が飛んでも手を振ってこれを拒否する始末。試合は17分53秒、テリーに雪崩式ブレーンバスターを切り換えされた中嶋がテリーのミストクラッシュの前にフォール負けを喫してしまいました。

試合後のコメントで健介は「(三沢は)エルボーに情熱、団体を思う気持ちがこもっていた。テリーはある意味一番の強敵だった。テリーの後ろに健之介の姿が見えたよ。」と三沢を讃えながらも良きパパぶりを垣間見せました。

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