アイスリボンのもう一つの売りとして前回も簡単に触れました真琴とNEO女子プロレスの三田英津子の師弟ストーリーがありました。
引きこもりを克服しようとアイスリボンの門を叩いた真琴、恵まれた体格に関わらずビビりでハートが弱く、小学生レスラーにも負け続けて連戦連敗。
アイスリボンがNEO女子プロレスと提携したことにより三田の長身を利したブレイジング・チョップ、デスバレー・ボムなどを展開するダイナミックな試合ぶりは真琴を魅了、三田を師と仰ぐようになります。
2人は08年2月1日市ヶ谷アイスボックスで初代インターナショナルリボン・タッグ王者チームであるタニー・マウス&宮崎有妃組のNEOマシンガンズが保持する王座に挑戦、同タイトル戦が市ヶ谷アイスボックスのマットで行われるのはこれが初で、試合は案の定、真琴が狙い撃ちされました。
これを凌いだ真琴はマシンガンズを場外、というか館外に落としてリングアウト勝ちを狙いましたがこれは失敗、マットに戻ったマシンガンズは2方向からのダイビング・ボディプレス狙い、真琴はタニーにストップをかけて阻止。宮崎のプレスは三田にかわされて自爆、三田が宮崎を捕まえると真琴が背後から宮崎を突き飛ばし、バランスを崩したところを三田が上になってカウント3。12分43秒、エビ固めでベルト移動、三田&真琴組が王座獲得しています。真琴はマットながら王座初戴冠となりました。
三田&真琴組の師弟タッグは同年5月16日市ヶ谷アイスボックスで勇気彩&牧場みのり組、7月1日同所で高梨マサ子(高梨将弘)&趙雲子(趙雲子龍)組を破って2度の防衛を果たした後、7月29日、同所で高梨&趙雲組のリターンマッチに敗れて王座転落しています。
タッグベルトに続き、シングル王座を設立、08年11月15日新木場1st RING(リング使用大会)からICE✕60∞初代王座決定トーナメントが開始され(試合は10分1本勝負)、1回戦を勝ち上がったのは安藤あいか、藤本つかさ、真悠いちこ、志田光、聖菜。
1回戦シードになった真琴と安藤が2回戦で対戦し、真琴がセカンドロープからのダイビング・ボディプレスでフォール勝ちしました。
08年12月23日北沢タウンホール(リング使用)で2回戦から決勝までが行われています。
2回戦第2試合は聖菜と志田の一戦、柔道の下地がある志田は体落とし、腕ひしぎ逆十字固めと優勢に攻めましたが聖菜の飛び付いての回転十字固めに丸め込まれて逆転負け。聖菜が準決勝に進出。
2回戦第3試合、藤本と真悠のマッスルビーナス対決、短期決戦とあって真悠はドロップキック、連続の押さえ込みと攻めに出ましたが藤本はツカドーラ(カサドーラ)からの膝十字固めで真悠からギブアップを奪い勝利。
準決勝第1試合(15分1本勝負)は聖菜と推薦選手として準決勝から出場のりほとの実の姉妹対決、2人は「ライト姉妹」なるタッグチームで活躍していました。
年齢差は3つ。小学生レスラーとしてさくらえみからフォールを奪うなど心境著しいりほですが、やはり体格差と妹の手の内を知り尽くしている聖菜がフィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)でフォール勝ちし決勝へ駒を進めました。
準決勝第2試合、真琴vs藤本の一戦、花道を走ってきて奇襲攻撃をかけた藤本、ツカドーラからの膝十字固めの必勝パターンに出ましたが真琴はロープへ逃れます。反撃に出た真琴は無気力キック2連発からのハイキックで藤本を倒すとブレーンバスターホールドでカウント3。真琴の決勝進出が確定。
北沢大会メインイベントは王座決定戦(20分1本勝負)聖菜と真琴の対決、序盤、聖菜はブラディーEXで真琴の動きを封じるも、真琴も無気力キックの連発からブレーンバスター・ホールド、カウント3入るかと思いきやこれはギリギリで聖菜が肩を上げました。
「スリー入ったろっ!」とレフェリーに抗議する真琴でしたがこれは受け入れられず。勝負を急いだか真琴はハイキックの連発、しかし聖菜が隙をついてスクールガール2(変型横入り式エビ固め)でフォール勝ち10分14秒、高校生レスラーの聖菜が初代王者となりました。
勝った聖菜はその場で初防衛戦の相手を市来喜代子に指名、年明けの09年1月18日同所で聖菜と市来のタイトル戦が決定しました。
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