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2025年02月26日07:29

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【特別編】マイティ井上さん追悼(34)

日記の冒頭に今年2025年2月15日(現地時間)メキシコで癌闘病中だったグラン浜田(本名・浜田広秋)さんが亡くなったという悲しいニュースが入ってきました。ちょうど、本日記では浜田さんが初めて全日本プロレスに参戦した84年「スーパー・パワー・シリーズ」でマイティ井上さんとタッグを結成して「世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦」に参加するところに差し掛かっていました。

井上さんと浜田さんのお二人が短い期間に相次いで鬼籍に入られたことは残念で仕方ありません。改めて浜田さんの御冥福をお祈り致します。(本文では敬称略)

84年8月26日全日本プロレスの田園コロシアム(テレビ収録、観衆13,500人超満員発表)大会は全日本プロレスと大塚直樹が代表を務める新日本プロレス興行の業務提携第1弾として開催されました。

井上は前83年4月20日東京体育館でヘクター・ゲレロを破りNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座を防衛した後、試合後にリングを飛び降りようとした時に目測を誤りリング下に転落、左膝膝蓋骨骨折という重傷を負い、長期欠場していた元同王者、大仁田厚の挑戦を受けてNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座防衛戦を行っています。

老獪な井上は大仁田のウィークポイントである左足に集中攻撃。井上は大仁田に足4の字固め、大仁田の動きを封じ込める作戦に出ました。何とか外そうとした大仁田でしたが、足に力が入らず自力で脱出は困難。

やむを得ず大仁田は身体を回転させて場外へ同体で転落。井上は場外でも4の字固めを外さず、場外カウントが進む中、10カウント寸前に外しリングに戻ろうとしましたが、間に合わず11分50秒、両者リングアウトとなり、引き分けで井上が4度目のタイトル防衛を果たしています。 

判定に納得がいかない大仁田は再戦を要求しましたが…。

田コロ大会メインイベントはスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組が保持するPWF世界タッグ王座に馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組が挑戦、超獣コンビの攻撃に防戦一方の馬場とドリー。マネージャーとして来日していたテリー・ファンクが救援に入り12分13秒、ハンセン&ブロディ組の反則勝ち。

助けに入ったものの、袋叩きにされてしまったテリーは「日本のファンが許してくれるのなら復帰したい」と引退から1年経たないうちに早々と復帰宣言しています。

2代目タイガーマスクがデビュー戦を行い、ラ・フィエラを相手に9分37秒、新兵器の「タイガー・スープレックスホールド'84」でフォール勝ちしデビュー戦を白星で飾りましたが、観客席からは「ミサワコール」が起きてしまい、初代タイガーマスク程のインパクトを残すことは出来ませんでした。

8月30日埼玉県浦和市忠実屋西浦和店駐車場特設リング(観衆3,000人満員発表)から「世界最強ジュニア・タッグ決定リーグ戦」が開幕。

参加チームは井上&浜田組(全日本プロレス&UWA連合軍)、チャボ&ヘクターのゲレロ兄弟(メキシコNWA代表)、ベビー・フェイス&フィッシュマン組(メキシコUWA代表)、大仁田&渕正伸組(正信、全日本プロレス代表)、マジック・ドラゴン&ウルトラセブン組(覆面代表)の5チームが、○勝ち2点、△時間切れ引き分け1点、●▲負けと両チームリングアウトは0点のPWFルールにて総当たりリーグ戦を行い、9月12日茨城県水戸市民体育館で上位2チームによる優勝決定戦が行われることになりました。

浦和大会では井上&浜田組はMドラゴン&ウルトラセブン組と公式戦で対戦、14分58秒、井上がサマーソルト・ドロップからウルトラセブンを体固めに決めてまず1勝を挙げています。
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